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高校の頃、小論文の練習をよくやらされました。「やらされた」と書く時点で得意ではないことがバレバレですね。
先生によく言われたのが「書き終わったら、じっくり推敲しなさい。」
「推敲」・・・・詩文の字句や文章を十分に吟味して練りなおすこと。
ちなみに「推」は「押すの意味」、「敲」は「叩くの意味」
唐の中頃、 賈島 ( かとう ) という詩人が一人詩作にふけっていた。
「僧は推す月下の門」の詩句の「 推」を「 敲」にした方が良いか決めかねていた。さて、どっちが良いかと迷い、推したり敲いたりを真似して考えていた。するとある貴人の行列にぶつかってしまった。
事情を説明して非礼をわびたところ、貴人は怒るどころか、「それは”敲く”のほうが良いだろう。」と言った。その貴人は詩人として名高い 韓愈 ( かんゆ ) であった。
中国語での音と字としては「敲」の方がいいのでしょうが、日本語としての音だと「推す」の方がいい気がします。「僧は推す」と5音になるからです。いずれにしても1字を何度も練り直すその思いが大事なのでしょうね。
今も記事を書きながらほとんど「推敲」していない私なので反省することしきりです。でも、考えすぎると1字も書けなくなってしまうので、困りものです。
写真は今日の夕焼けです。19日の記事に載せていたけど、こちらに移動しました。
先生によく言われたのが「書き終わったら、じっくり推敲しなさい。」
「推敲」・・・・詩文の字句や文章を十分に吟味して練りなおすこと。
ちなみに「推」は「押すの意味」、「敲」は「叩くの意味」
唐の中頃、 賈島 ( かとう ) という詩人が一人詩作にふけっていた。
「僧は推す月下の門」の詩句の「 推」を「 敲」にした方が良いか決めかねていた。さて、どっちが良いかと迷い、推したり敲いたりを真似して考えていた。するとある貴人の行列にぶつかってしまった。
事情を説明して非礼をわびたところ、貴人は怒るどころか、「それは”敲く”のほうが良いだろう。」と言った。その貴人は詩人として名高い 韓愈 ( かんゆ ) であった。
中国語での音と字としては「敲」の方がいいのでしょうが、日本語としての音だと「推す」の方がいい気がします。「僧は推す」と5音になるからです。いずれにしても1字を何度も練り直すその思いが大事なのでしょうね。
今も記事を書きながらほとんど「推敲」していない私なので反省することしきりです。でも、考えすぎると1字も書けなくなってしまうので、困りものです。
写真は今日の夕焼けです。19日の記事に載せていたけど、こちらに移動しました。
小論文が苦手だなんてとても思えないです。
いつもとても勉強になるし。
じっくり推敲しているように素晴らしい
文章ですよ。
それに比べて私のは幼稚で恥ずかしい
「推敲」の意味は知っていましたが、語源は知りませんでした。
良い勉強になりました。
漢字は難しいですが意味が深いですね。
だから後で読むと恥ずかしいことばかりなのです。
受験勉強しなきゃとわかっているのに余分なことばかり気になっていた頃を思い出しながら書いています。こんな所で役立つなんて・・・。
しんはるさんは文章の「推敲」を「遂行」してくださいね(笑)