はぎやまのりへいの日常

読書、映画、美術展、そしてキャリア教育。
好奇心と愛で書き綴ります。

Vol.54 ラ・フォル・ジュルネ

2010-05-05 07:06:36 | 音楽
 毎年、GWと云えば実家に行っておしまいだが、今年はいろいろ予定が入ってしまったので実家へは行けなかった。

 1日~2日は友人家族と別の友人の苗場のマンションのゲストルームに宿泊した。途中、横川にある「鉄道文化むら」に立ち寄った。
 最近は動物や魚の方が好きな長男だが、やはりこういうところに来ると電車魂に火が点くようだ。
 帰りは月夜野のサイクリングスポーツセンター。
 友人の長男と我が長男は小2で同級。一緒に自転車乗り回してすごく楽しかったらしい。
 変わった自転車がいっぱいあって、年甲斐もなく僕ももっと遊びたかったのだが、何しろ1歳半の次男坊がいるのでなかなかそうはいかないものだ。

 そして、昨日、4日は東京国際フォーラムで「ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン」。
 0歳から楽しめるクラシックコンサート。
 今年は生誕200年のショパンがテーマだったのでショパンの楽曲のコンサートに行こうとチッケットをとったのだが、何を勘違いしたかショパンの楽曲ではなくて、ショパンが好きだったオペラ曲のロッシーニの楽曲のコンサートだった。オペラなので歌とか入るのかなと思ったらそうではなく、オーケストラだけの編成。楽しい音楽だった。
 ラ・フォル・ジュルネはGW中の2~4日開催のイベントで、朝一番のAホールのコンサートだけは0歳から入場可能。2日のコンサートがショパンだったのでそれをとろうと思ったのだが、動き出しが遅かったのでちょっと遅かりし。それで4日のオペラにしたというわけ。それ以外のコンサートでは3歳以上、6歳以上、18歳以上とそれぞれの制限があって、本当にじっくり音楽を楽しみたいなら、夕方以降の18歳以上入場可のコンサートが良いだろう。
 家族皆で本格的なクラシックの演奏を楽しめるのはうれしいが、さすがに会場は子どもの泣き声やら叫び声やらで大変な状態なのでそれなりの覚悟は必要だ。いくら0歳から入場可とは云え、マナーを無視して良いわけではない。他人に迷惑だと思ったらすぐに対処するのが親の勤め。勘違いしている親たちのなんと多いことか。
 
 ホールでのコンサート以外に広場や展示ホールでも無料のイベントやちょっとしたコンサートをやっていてすごい楽しかった。
 
 のだめカンタービレ楽団の演奏にはおなじみのマングースちゃんの着ぐるみが登場して盛り上がった。なんと「のだめ」に登場した千秋先輩が指揮するオーケストラのコンマスとオーボエ奏者役の外国人の役者さんも応援に来ていた。前の日に、録画していた「のだめスペシャル」を見ていたのですぐに気がついてびっくりだった。
 
 いやはや、楽しい。充実した1日だった。