はぎやまのりへいの日常

読書、映画、美術展、そしてキャリア教育。
好奇心と愛で書き綴ります。

Vol.91 怒らないこと2

2010-12-04 06:22:18 | ライフ
引き続きアルボムッレ・スマナサーラの「怒らないこと2」を読んでいる。

怒りの種類は10種類ある。基本的な怒りはドーサであるが、これがいろんな形に育つと手がつけられなくなる。

人を認めないのはマッカ。これは相手の能力を認めてしまった時にその人の良いところをなかったことにして、逆に欠点を探す。カラスの性格とも言われるあら探しの性格。身近にいますよね。

パラーサという怒りは「張り合い」。直訳は「欺瞞」「悪意ある」。
例えばライバル会社をつぶして、相手の社長がホームレスになっても怒りは止まらず、相手がホームレスになったことを言いまわったり、本人に「ホームレスになってどうですか?」と言ったりして嫌がらせを続ける。その社長に息子がいたら、息子までつぶそうとする「終わらない戦い」がパラーサ。気持ち悪いねえ。ドラマでありそう。こんな奴につきまとわれたら人生最悪。関わりたくないね。

ドゥバッチャは「反抗心」。自己中心で、人の意見を聞かないし、学びを拒否している。学びを拒否しちゃだめだよね。自分が一番偉くて、一番正しいと思っているんだろうな。こういう人はお釈迦様でも悟らせることはできないんだそうだ。じゃ、あきらめるしかない。今度はドゥバッチャの居ないところへ行こう。