今日は外苑前の制作会社で打ち合せがあったので、少し早めに行って、ワタリウム美術館で開催している「驚くべき学びの世界展」を観てきた。
北イタリアの小都市レッジョ・エミリアの幼児教育が「驚くべき学びの世界」だ。僕は今、その創造性の高い教育内容を紹介する本を読んでいるのだが、その本で紹介されている、幼児たちが教育プロジェクトの中で制作した作品が展示されている美術展が開催されているということで、さっそく観てきたというわけである。
幼児たちが無邪気に、五感で感じたままを表現するのが素晴らしい。作品も素敵だが、その取り組みが素晴らしいと思う。
自分たちが動いた軌跡をデザインする、光をデザインする、音をデザインする、匂いをデザインする。幼いクリエイターたちのプリミティブで純粋なパワーを、ポジティブなエネルギーを、ユニークな視点を体感できる美術展だ。
チケットはパスポート制で会期中なら再度入場可能らしい。美術展は7月一杯開催しているので、次の打ち合せの時も時間があったら行こうと思う。