NHK BSプレミアムで映画「ヴィヨンの妻」を放映したのを録画してあったので、今日朝5時に起きて見た。
小4の長男が6時過ぎに起きてきた時がちょうど浅野忠信と広末涼子のベッドシーンで、ものすごい気まずい時間を過ごしてしまった。
時間的には本の1、2分なのだけど、すごい長く感じた。
仕方なく僕はiPadでずっと何かを調べてる振りをしていた。
タンポポの花一輪の誠実。
悩める放蕩夫と献身的な妻。
しかし、その献身には裏切りの影が付きまとい、本当は誰のための献身なのだろうと思う。
太宰本人をモデルにしたと思われる大谷。
太宰治は一生を悩むだけで終えたんだろう。
いくら才能があってもそんな人生は嫌だなと思う。
そんな感想を書く俺って、映画を内容で見るタイプだなと思った。
演技がどうだとか、演出がどうだとか、絵的にどうだとかあまり感じなくて、ずっぽり主人公に感情移入するようだ。