はぎやまのりへいの日常

読書、映画、美術展、そしてキャリア教育。
好奇心と愛で書き綴ります。

Vol.262 ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン2013

2013-05-04 20:30:15 | 音楽



クラシックを気軽に楽しもう!というコンセプトでフランスで始まった音楽祭、「ラ・フォル・ジュルネ」。
のだめちゃんがテレビ放映されたクラシックの当たり年もあったし、日本でもすっかり定着した感じだ。

わが家もすっかりはまっている。

0歳から入れるコンサートがある、と聞いて、
はじめて行ったのが2010年だった。
その年は、生誕200年でショパンがテーマ。

帰りの電車の中で、当時1歳の次男坊に、
「楽しかったね」
と言ったら、
わかっているのかどうなのか、
「うん」
と答える。

「来年も来ようね」
と言ったら
「うんう」
と否定するので、
「何だろうねこいつ」
なんてその時はみんなで笑ったんだけど、
翌年、結構早くにチケットを取って準備していたのに、
東日本大震災があって、ほとんどの公演が中止になってしまった。

予感があったのかな?まさかね。

昨年2012年は「サクル・リュス」というタイトルで、
チィコフスキーやラフマニノフなどロシアの音楽家がテーマだった。

そして今年2013年はパリがテーマ。

僕たちが聴いたコンサートは
ピアニストがアンヌ・ケフェレック、
カスタネットがルセロ・テナ、
フェイサル・カルイが指揮をするラムルー管弦楽団の演奏。

有名なサティの「ジムノペディ」、
ドビュッシーの「牧神の午後への前奏曲」、
サン・サーンスの「ピアノ協奏曲第2番ト単調」、
ヒメネスの「ルイス・アロンソの結婚式」
を聴いて、好い気持ちで夢心地だったのでした。

有料コンサートは1公演だけしか聴かなかったけど、展示ホールや屋外のステージでも無料のコンサートをずっと演っていて、気軽に音楽を楽しむことができて、そしてなんとなく高尚で、自慢できる日になった。

写真は今年のラ・フォル・ジュルネのオフィシャルCD。
毎年販売されているんだけど、値段は1,000円と手頃で、クラシックの入門としてもバッチリ。
アートディレクターを佐藤可士和氏がやっていて、イラストも個性的で好みだ。

明日朝、さっそく聴きながら勉強しよう。