はぎやまのりへいの日常

読書、映画、美術展、そしてキャリア教育。
好奇心と愛で書き綴ります。

Vol.134 イノベーションの達人

2011-06-13 08:39:11 | ビジネス



先週、先々週は以前のお客さんのところを退職の挨拶をしてまわった。

今後、自分でやっていきたいこと、考えていることなどを熱く語るのだけれど、
「で、結局どんな仕事すんの?」と訊かれる。

僕は絵を描いたり、文章を書いたり、作品を作ったり、昔からクリエイティブなことが好きで、前職も前々職も制作として応募してきた。
まあ、結局採用はどちらも営業だったけれど、営業の中でもクリエイティブなことを心がけてきたつもりだ。
だから、やはりやりたいのはいつでも物作りなのである。
さらに前職では大学関連の仕事をしてきて、教育というか若年層のキャリア支援について非常に関心がある。

「教育、創造をテーマとした企画、制作、イベント等の運営会社です。」と答えるのだけれど、もう一つ具体性がないと自分でも分かっている。

僕にしては大切なのは理念であり、何をするかよりもどんな会社にするかである。
そのため理念に合っていれば、例えば制作が中心だけどアグリビジネスをすることがあったり、企画会社だけど企画の中には飲食関係もある、などなど何でもいいかなと実は考えている。
 
というわけで、具体性がなくて地に足がついていない感もあるけれど「企画、制作、イベント等の運営会社です。」というよりも「IDEOみたいなクリエイティブな社風の会社を作りたいんです。」ということなのである。

ある大学の課長さんは僕が「IDEO」の社名を出したとたんにピンと来てくれた。ちょっとうれしかった。そういうお客さんと仕事がしたいと心から思う。

ということでIDEOの創立者の弟、トム・ケリーという人が書いた「イノベーションの達人!」という本を読んでいる。
思えば以前読んだ前作「発想する会社!」が僕の人生に与えた影響は非常に大きい。
「イノベーションの達人」を読み終わる頃にはもう少し僕の考え方も整理されるだろうと自分に期待している。

Vol.133 新・農業人フェア

2011-06-11 22:24:13 | ライフ



今日は全国新規就農相談センターが主催する新・農業人フェアというイベントに行ってきた。

きちんと農家を後継するために、農業をどうやって学ぶべきか、
アグリビジネスとしてどんな可能性があるのか、
少しでもヒントが見つかればと期待しての参加だ。

埼玉県の新規就農相談センターと、埼玉県の農業法人2社のブースで相談をして帰ってきた。

日本の農業が廃れないように志を高く持っている企業は思った以上に多く感心したけれど、問題は収入面だ。
収入の問題が解決しない限り、やはり日本の農業は危うしだ。



Vol.132 今年の目標の達成状況と「おやじの会」懇親会

2011-06-07 05:37:31 | ライフ
もう、すでに6月。1年の半分が過ぎようとしている。
今年はお正月に「手帳年間計画実現セミナー」に参加して、やりたいこと、実現させたいことをしっかりと書き出した。
そして目標の達成状況を時々チェックしてる。

1.セミナー、勉強会、JCDA支部会への積極的な参加(10回以上/年間)
2.キャリアカウンセリング ピアトレ、ピアワークショップへの積極参加(6回以上/年間)
3.大学または高校へ常駐してキャリアカウンセリングを実施(週1日/半年以上)
4.NLPプラクテショナー講座受講
5.簿記1級受検(11月)
6.勉強会、シンポジウムの主催
7.ビジネス書の出版
8.高校生の活動を支援するNPO法人の発足
9.地域コミュニティへの参加(2回以上/年間)
10.地域コミュニティでキャリア教育目的のイベントを主催
11.宣伝会議賞にコピー100本以上応募。2次審査通過。
12.ミニマラソン大会(10km程度)への参加。完走。

上が僕の今年の目標であるが、勉強会等への参加や主催をはじめ、着々と達成に向かっている。

ただし、諸事情で目標の締切を変更したところは若干ある。簿記の受検は当初6月と計画していたが、どうにも間に合いそうにないので11月に変更した。
NLP講座の受講も経済的理由で9月以降に延期である。

先週の土曜日は「おやじの会」の懇親会に参加した。地域コミュニティへの参加という目標も達成だ。
懇親会には教頭先生他、先生数名を含み約20名の方が参加されていた。
地元出身で自営で活きがいいおっさん。それが僕の中での「おやじの会」の主力メンバーのイメージであるけれど、現実は、地元出身以外の勤め人の方が多く、酔うと皆さん楽しいけれど普段は紳士で出しゃばらないタイプの人が多かった。
我が家は子どもが小さいので、家族でご飯を食べに行くことはあるけれど、自宅近くの飲み屋で一杯と云うことは今のところはまったくない。
しかしこうして地域コミュニティを通じて地元にお友達ができれば、偶然駅で出会って「お父さん、どうです一杯?」と波平とマスオさんみたいにちょっと飲んで帰るなんてことがあるかも知れない。じつは駅の近くに魅力的な飲み屋さんが多いのである。

ビジネス書の出版という目標を掲げている。今日はこれから出版計画書を書くつもりだ。
出版という目標が達成できるかどうかはわからないけれど、こうして目標として書き出してあることで、行動につなげることはできる。

書けばたいがいのことは実現する、とは良く聞くけれど、今年は本当にそれを実感している。

Vol.131 驚くべき学びの世界展

2011-06-01 23:52:15 | キャリア教育



今日は外苑前の制作会社で打ち合せがあったので、少し早めに行って、ワタリウム美術館で開催している「驚くべき学びの世界展」を観てきた。

北イタリアの小都市レッジョ・エミリアの幼児教育が「驚くべき学びの世界」だ。僕は今、その創造性の高い教育内容を紹介する本を読んでいるのだが、その本で紹介されている、幼児たちが教育プロジェクトの中で制作した作品が展示されている美術展が開催されているということで、さっそく観てきたというわけである。

幼児たちが無邪気に、五感で感じたままを表現するのが素晴らしい。作品も素敵だが、その取り組みが素晴らしいと思う。

自分たちが動いた軌跡をデザインする、光をデザインする、音をデザインする、匂いをデザインする。幼いクリエイターたちのプリミティブで純粋なパワーを、ポジティブなエネルギーを、ユニークな視点を体感できる美術展だ。

チケットはパスポート制で会期中なら再度入場可能らしい。美術展は7月一杯開催しているので、次の打ち合せの時も時間があったら行こうと思う。