はぎやまのりへいの日常

読書、映画、美術展、そしてキャリア教育。
好奇心と愛で書き綴ります。

Vol.330 川口マラソン

2018-12-03 22:17:49 | スポーツ

写真は2016年の川口マラソン。次男とファミリーの部でエントリー。
たった2kmしか走らなかったけどタイムは9分51秒で69位。




短距離走は素質に左右されるけれど、
長距離はある程度までなら、
走れば走るほど速くなる。

高校時代にボート部で毎日走っていたから、
そんな風に思ってる。

要は自分の中の限界のラインを消して、
全速力のスピードでどこまで我慢して走れるか。


高校の体育の授業で、
長距離走大会の前1ヶ月くらいは、
授業のたびに5kmのタイムを計測した。
そして記憶違いでなければ、
20分を一つの目安として、
それを切ることが目標だった。

もちろん、陸上部はもっと全然速かった。
16分台とかだったかな。

そして、
自分も時々20分を切って走ることができた。

ということは、
1km4分を切るタイムで走ったということ。

今は1km5分半で走っているから、
20分は思い違いだったかなとも思わなくもないが、
今みたいにぬるい走り方じゃなくて、
最初から全速力の、
走り終わったら、
肺は苦しくて体全体筋肉痛、
とても立ってられずへたり込んでしまうくらいだったから、
やっぱりそんなスピードで走っていたのかも知れない。


高校時代、
毎日走らされていたから、
もうこんなに走る人生は嫌だ、
趣味で走っているやつの気が知れない、
大人になっても絶対走らない、
と思っていたのに、
その誓いは守れずに
やっぱりいつの間にか走り出して、
走り出したらマラソン大会に出場したくなって、
なんやかんやで川口マラソンへの出場が7回目になった。

人生に成功している人は走っているイメージがあるから、
走ることは走るだけでステイタスでもあるかなと思う。

だからホントはタイムなんてどうでも良くて、
ゴールすることが目的ではなくて、
走るという行為自体が目的なのである。
けれどもやっぱり時間を計り出したら、
数字の目標を追いかけてしまう悲しい性。

今年は文武の文に力を入れる年なので、
ハーフを走るのはやめて10kmにエントリー。
54分以内での完走を目標としたが、
もうひと頑張りがきかなくて10数秒オーバー。

でも、いいや。
今週末は久しぶりに時間を計らないで走ろう。




明日のブログ予告

ラ・フォル・ジュルネ


Vol.329 親鸞フォーラム〜人間とは何か〜AI×ゴリラ×仏教

2018-12-02 21:09:49 | お勉強


2018年4月21日(土)に丸ビルで開催された親鸞フォーラムに参加した。

人生なんてあっという間なもので、
以前勤めていた会社の大阪支社勤務時代に、
大阪で生まれた長男がもう16歳。

その頃仕事では自分は京都の大学をお客さんとしていた。
京都の大学は仏教をバックボーンにしているところが多くて、
京極夏彦の「鉄鼠の檻」で仏教に興味を持っていたので、
大学に行って仏教と宗派のお話を聞くことが楽しかった。

真言宗は高野山大学。
禅宗の臨済宗は花園大学。
浄土真宗、西本願寺派が龍谷大学と京都女子大学。
そして東本願寺派が大谷大学だった。

みうらじゅんといとうせいこうの「見仏記」が大好きで
京都や奈良のお寺をたくさんまわった。

関東に帰ってきて、
お寺を拝観する機会はめっきりなくなってしまったけれど、
「仏教」はやっぱり好きで反応してしまう。

それがAIと仏教と、そしてゴリラ!をテーマとして、
著名な京大の山極総長と大谷大学の学長、
そして曹洞宗の駒澤大学准教授まで加わって
親鸞フォーラムを開催するときたら
参加するしかないではないか。




フォーラムの中で、
「AIがエビデンスを持って神に変わる時代」
という発言があった。

街のあらゆるところに防犯カメラが設置され、
車にはドライブレコーダーがつけられ、
誰もが記録できる端末を常に携帯している時代。
GPSで行動が監視され、
どこからどこへ電車で移動したのかログが残されている。

言い訳の効かない相互監視時代。

そしてあらゆる判断を正義の名のもとに
融通の効かないAIが全て行う、
そんな時代が間近に迫っている。

弱者を守る観点からは、
もちろん良いことがたくさんあるけれど、
行き過ぎた正義はいつだって人を傷つける。

石ノ森章太郎のSF漫画にもそんなテーマが含まれているよね。

例えば、交通違反をパトカーに見つかって、
でも知り合いの警察官だったから見逃してもらって良かったよ、
なんて、不公平ではあるだろうけれど、
正直、良い時代だったんだと思う。

今の時代でそんなことがあったら、
知り合いの警察官がまずクビになってしまうから
絶対できることじゃない。



神がゆるしてくれても、
AIはきっとゆるさない。

正義が絶対の時代は、
つまりどんな間違いもゆるされない時代。

自分は自由でマイペースな人だから、
正しさを常に求められる社会は、
窮屈過ぎて嫌だ。

そんな感想を持ったフォーラムだった。





明日のブログ予告

川口マラソン

Vol.328 はぎやまのりへいブログキャンペーンWEEK

2018-12-01 16:30:08 | ライフ
このブログにする前にも少し書いていたけれど、
このブログを始めたのが2009年だから、
10年近く書いていることになる。

とはいえ、
マメではないので毎日書いたりしてはいなくて、
10年書いてVol.328である。

映画を観たり、
芝居を観たり、
コンサートに行ったり、
美術展に行ったりした時にブログを書いていたのだけれど、
今年は3月に空海の映画のことを書いて以来サボっている。

本来は書くべきだったことがどのくらいあるかなと、
数えてみたら、
これが結構ある。

12月になったことだし、
1年間のことを振り返りながら、
毎日ブログを書いてみようかなと思って、
はぎやまのりへいブログキャンペーンWEEKのはじまりはじまり。

明日のブログ予告

親鸞フォーラム〜人間とは何か〜
AI×ゴリラ×仏教