お久しぶりです。
昨日は石鎚ふれあいの里のイベント、「自然観察ウォーク・大保木の小道を歩く」に参加しました。ふれあいの里のある大保木地区は、過疎になりつつある山村です。昔、3000人くらい住んでいたようですが、今は200人ほどになり、ほとんどが70歳以上の方とか。人が住まなくなった家屋は何とも、物悲しいですね。家は壊れかけているけど、庭の柿の木は実をつけている。そんな寂しさを感じながら、山道を歩いてきました。お天気は良くて、真っ青な空に銀杏の黄色が映えて、素晴らしい景色でした。写真はケヤキの種が付いた落ち葉と、種の付かない葉の大きさの違いです。種を付けた葉(5枚の方)は紅葉せずに小さいまま枯れて、落ちるそうです。1枚の大きい葉は種を付けていません。種を付けたのは遠くに飛んでいけるように小さいままなのでしょうね。自然の摂理には不思議がいっぱいです。西条市の指定天然記念物になっている大保木の銀杏も見てきました。ギンナンがいっぱい落ちていましたよ。ガイドさんの話を聞きながらの山歩きは、いろいろ教えてもらえるので、うれしい体験になります。楽しい秋の一日でした。