ユーフォニアム&チューバアンサンブル「Bell 3rdコンサート」にて2本のチューバの為の組曲「悪魔とチューバとタルティーニ」の初演でした。演奏は新日フィル首席チューバ奏者の佐藤和彦さんと委嘱者のハッケちゃん。
佐藤さんの暖かい音色と的確な解釈、アマにはかなり難しいパッセージにがんがんアタックするハッケちゃんによる熱演でした。感謝!
■プログラムノート
流合由美さんから「タルティーニの『ヴァイオリン・ソナタ ト短調』(通称:悪魔のトリル)を編曲してほしい!」と連絡頂いた時、最初はお断りしようと思った。バイオリンですら演奏困難なパッセージが多い上に、代名詞のトリルをチューバで多用すると、モソモソした音響になってしまうからだ。
ただ、そこで諦めないのが流合由美さんである(笑)編曲ではなく、本曲をベースにしたオリジナル曲にする、という条件でチャレンジすることになった。
さて、楽譜をあらためて見直してみると、超絶技巧もさることながら、哀愁漂うメロディーがこの曲の魅力だと気がつく。特に第1楽章は印象的で、ほぼ原曲通り演奏することにした。第2、3楽章は主題を活かしつつもチューバ向けに再構成、オリジナルのパッセージも交えて原曲よりコンパクトにまとめなおした。
タルティーニの夢に出てきた悪魔は彼がバイオリンの名手であることを知っていたはず。相手がチューバ吹きだったらこんな曲を提案したのではないだろうか。
■楽譜
https://www.creema.jp/item/18727389/detail
佐藤さんの暖かい音色と的確な解釈、アマにはかなり難しいパッセージにがんがんアタックするハッケちゃんによる熱演でした。感謝!
■プログラムノート
流合由美さんから「タルティーニの『ヴァイオリン・ソナタ ト短調』(通称:悪魔のトリル)を編曲してほしい!」と連絡頂いた時、最初はお断りしようと思った。バイオリンですら演奏困難なパッセージが多い上に、代名詞のトリルをチューバで多用すると、モソモソした音響になってしまうからだ。
ただ、そこで諦めないのが流合由美さんである(笑)編曲ではなく、本曲をベースにしたオリジナル曲にする、という条件でチャレンジすることになった。
さて、楽譜をあらためて見直してみると、超絶技巧もさることながら、哀愁漂うメロディーがこの曲の魅力だと気がつく。特に第1楽章は印象的で、ほぼ原曲通り演奏することにした。第2、3楽章は主題を活かしつつもチューバ向けに再構成、オリジナルのパッセージも交えて原曲よりコンパクトにまとめなおした。
タルティーニの夢に出てきた悪魔は彼がバイオリンの名手であることを知っていたはず。相手がチューバ吹きだったらこんな曲を提案したのではないだろうか。
■楽譜
https://www.creema.jp/item/18727389/detail