TOMO's Art Office Philosophy

作曲家・平山智の哲学 / Tomo Hirayama, a composer's philosophy

木管五重奏

2005年10月22日 | 音楽
 先日、私の参加している木管五重奏団カラヤン・レガートのために編曲をしました。曲はグリーグの抒情小品集から「むかしむかし」。シンプルながら転調が多く変化に富んだ楽しい小品です。

 実は木管五重奏のための編曲は初めてだったのですが、金管の編曲よりもスムースに完成しました。大学時代は木管五重奏ばかりやっていたので、自然に各楽器の特徴やアンサンブルの組み立て方が身に染み込んでいたようです。
 私の場合、アンサンブル曲を作るときは何より奏者が楽しめることを第一に考えますので、奏者としての視点、経験が重要です。やはり、吹いていて心地よい響きというのは実際に経験してみないとわからない独特の感覚。これを持っているのといないのとでは天地の差でしょう。自分には弦楽四重奏の編曲は・・・まだ無理だろうなあ。やってはみたいけど笑

 ちなみに「むかしむかし」は11月5日の一橋大学の学園祭にて演奏します。うまくいったら音源をUPするつもりですのでお楽しみに!

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サウンド

2005年10月16日 | 音楽
 最近、少々滞りがちな作曲活動。いろいろと考えるところがあって筆が進まないのです。実は、WEBを通じてさまざまなクリエーターさんに出会ったことで自分に足りないものが見えてきました。
 それは一言で言えばオリジナルなサウンドの追求。今までは使いやすいピアノ中心で作曲をしてきましたが、やはりDTMをやる以上DTMでしか作り出せないサウンドを追求したい、と思うようになってきたのです。
 ただ、その為にはDTMの技術を学ばなければならない。ソフトや機材についてももっと機能をフルに使いこなせるようにならなければならない。さらに言えば、今使っているソフト音源だけではやはり限界がありそうな気もしています。

 というわけで、今はいろいろと勉強&実験中のTOMOであります。。。

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才能はあちこちに

2005年10月08日 | 音楽
 WEBで楽曲を公開していると、同じアマチュアなのに、恐ろしくクオリティの高い作品や、斬新な完成の持ち主に出会ったりしてびっくりすることがよくあります。私は自分が井の中の蛙であることを確認させられる反面、とてもうれしい気持ちになります。こんな才能があちこちに散らばっているのか!と。

 確かに、広く知られた曲や、有名な曲にはそうなるだけの価値も理由もあるのでょうが、それだけが音楽かというとそうではない。メジャーでなくてもいい曲、いい音楽は無数に存在する。時々それを発見しては得な気持ちになっている今日この頃です。

 とりえず、今夜のお勧めはこちら↓

 http://wasqua.com/shortfall_ost/index.html#b

 HPを開いたとたん、きっとあっけにとられてしまうと思いますよ笑
 その後は・・・開いてからのお楽しみです!

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