大叔母の平山美智子が歌う山田耕作は、まさに童が歌うかのような純粋さに溢れている。
「歌」とは決して非日常としてのアートではなく、人間の根源的な欲求の表出であることを再認識させられる。
作曲を本格的に始めた私に美智子叔母が言った言葉がある。
「作曲とは即ち哲学である」
作曲とは「人間が生きる意味を問う」普遍的な行為であることを伝えたかったのだと思う。
そんな大叔母が自身の集大成に山田耕筰を選んだことは極めて自然なことに思える。
大叔母はしばしば、日々の生活(「生きる」という行為)から乖離していく現代音楽の方向性を嘆いていた。
我々は彼女の歌を一通の手紙のように自然に受けとればよいのだと思う。
*ちなみに早坂文雄の「うぐいす」は実は「ある女性へ向けられた恋文なのだ」と大叔母が教えてくれたことをメモしておく(笑)
「歌」とは決して非日常としてのアートではなく、人間の根源的な欲求の表出であることを再認識させられる。
作曲を本格的に始めた私に美智子叔母が言った言葉がある。
「作曲とは即ち哲学である」
作曲とは「人間が生きる意味を問う」普遍的な行為であることを伝えたかったのだと思う。
そんな大叔母が自身の集大成に山田耕筰を選んだことは極めて自然なことに思える。
大叔母はしばしば、日々の生活(「生きる」という行為)から乖離していく現代音楽の方向性を嘆いていた。
我々は彼女の歌を一通の手紙のように自然に受けとればよいのだと思う。
*ちなみに早坂文雄の「うぐいす」は実は「ある女性へ向けられた恋文なのだ」と大叔母が教えてくれたことをメモしておく(笑)