中断開け初戦のエスパルスは、試合開始早々に前線が果敢にプレスをかけてきた。
累積で出場停止のチアゴに代わって出場したサネだったが、
右サイドでファールをして、エスパルスにFKを献上。
今季初先発の滝選手のキックはファーサイドの深い位置に飛び、
チアゴサンタナの折り返しを、片山選手が押し込み先制点を献上。
始まりからエスパルスに見事なセットプレイでやられてしまった。
しかし、マリノスも先制はされたが、すぐに反撃を開始。
前半39分に、何故か左SBのティーラトンがペナルティエリアの右角からファーサイドへ蹴ると、
テルが懸命に足を伸ばして折り返し、それを中央に飛び込んだマルコスが押し込んだ。
セットプレイと流れの中からの得点という違いはあったが、
エスパルスと同じような形で同点とした。
1ー1のまま、前半を終えたが、後半開始直後にエウベルの技ありのシュートで追加点
逆転に成功。
しかし、その後は攻撃をするも粘り強いエスパルスの守りを崩せず、突き放せない。
屈強なチアゴサンタナのポストプレイもあり、それを止めようとするとファールになってしまう。
逆転された清水は、カードをもらっていたヴァウドに替え立田選手。
右SBの奥井、サイドハーフの滝の各選手に換えて西澤、後藤選手を入れてきた。
特に西澤選手には強烈なシュートでゴールを奪われたり、絶妙なFKでセットプレイで失点した記憶が蘇る。
嫌な予感が的中する。西澤選手のFKは高丘がファインセーブして防いだが、
その後、起点となったチアゴサンタナの折り返しを後藤選手が拾い、サネをかわしてゴールまえに持ち込んでファーにクロスを送った。
飛び込んできたのはなんと西澤選手。見事にヘディングで同点弾をくらってしまった。
マリノスはその後、健勇とアマジュンを投入し、再逆転を目指した。
終盤は猛攻撃をかけ、点を奪おうとしたが、権田選手のセーブ、ロティーナシフトの守りを崩せずタイムアップとなった。
シュート数28のうち枠内9に対して、得点は2。
CKは11回あった。
マスカット監督「正直フラストレーションが溜まる試合だった」
ロティーナ監督「この相手に引き分けは悪くない」
チャンスをたくさん作っても、シュートをたくさん打っても、決めなければ、こういう結果になってしまう。
それに対して、エスパルスは自分たちの長所を活かし、少ないチャンスをものにし、2得点して同点に持ち込んだ。
マリノスは、中断前から続いていた7連勝を8連勝に伸ばすことはできなかった。
連勝はいつかは止まる。
今日の悔しさをバネにして、攻撃の精度を上げ、マリノスのサッカーをより磨き上げよう。
2021年8月9日(月) IAIスタジアム日本平
横浜F・マリノス 対 清水エスパルス
2 対 2
前半4分 片山 瑛一
前半39分 マルコス ジュにオール
後半2分 エウベル
後半15分 西澤 健太
でも、見てないのでよくわからないのですが、それほど悪い内容ではなかったんじゃないでしょうか。
ただ、もうずっと前からですけど、シュート数に対して得点が少なすぎるんですよね。
ここを改善しないと、次のステップに上がれないと思います。
試合開始直後はプレスをかけられ、失点に繋がるFKを与えてしまいましたが、試合を通じてはマリノスが主導権を握っていました。
今までのマリノスの戦術が有効なのは間違いありません。
ウチは前線のメンバーが変わった事、相手がマリノスに対して有効な手を打ってくるロティーナ監督だった事が結果に影響したのだと思います。あとあの西澤選手、何故かウチとの試合では結果を出すようで。
テルは良くなってきていると思いますし、大然が戻りました。
エウベルはもう覚醒してきていますね。
これで健勇がフィットし始めれば、これからがとても楽しみです。
あとはおっしゃる通り、ずっと課題のシュートの決定力、そしてセットプレイで得点することだと思います。