むかし、といっても お江戸が東京と呼ばれるようになってからのこと。
湯沢の二軒町小路に お初という娘が住んでおった。この娘はたいした大女で、力持ち。
米俵の一俵くらい軽々と持ち上げて 高下駄履いて歩くような娘だったと。
だども、気立ても良くて、婿取りしてからも 人一倍良く働いて 年老いた両親につかえていたそうな。
さてある日、お初夫婦が銭湯にでかけたあとのこと。 箪笥の上にきれいなお菓子が置いてあるのを
婆さまが見つけた。「きれいなもんだこと。爺さま見てみれ。これぁ、きっと東京下りの菓子だべ」
爺さまが手に取ってみると、ずしりと重くていい匂いがする。
「東京には、卵入れた菓子があるって聞いたことがある。色といいそれに違いねぇもの。
お初が いねぇうちに食ってみるべ」
まず爺さまが、かじってみると そのたいした固いこと。婆さまも試してみたども、
やっぱり固くて妙な味がする。「下り菓子てものぁ 見かけばかりで うめぐねぇ(美味くない)もんだな」
それでも二人して意地になって、ようよう一口ずつ かじって飲み下したところに
お初が帰ってきた。箪笥の上を見るなり「あれぇ こんなどごさ忘れてただな。」と
そのお菓子を手にした。そして変な顔して「なにしたべ、このシャボン ネズミにやられたべが」
「あや~ それ何するもんだべ。」爺さま、婆さまが声をそろえてたずねると、
「風呂で 身体あらうのせ はやりだもの」爺さまと、婆さま顔を見合わせ、
このあとかわるがわる 便所通いしたんだど。 欲たがれは(欲ばり)するもんでねぇな。
とっぴんぱらりのぷう (湯沢に伝わる民話)
湯沢市といえば 8月に開催される「七夕絵どうろうまつり」有名です。(今年は中止に・・・)
美人の絵どうろうが、道路にたくさん展示され 幻想的な夜です…以前見に行った時の画像です。
6年目を過ぎたPCが重くて… 先日某電気店に、下見に行ったら、うお!@@
高い! ノーパソは、ちょっとお安いですが、デスクトップ型は ん~~・・・オドロキ!
リモートが増えているので、今までより機能がいいのかも知れませんが… 悩ましい
動いているうちは、使いますが、いつパタッといくか わからないヤバイ
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