愛ーエステ

長年のエステティシャンとしての経験を生かし正しいスキンケアをお伝えします。

おばさん

2019年01月14日 | 美容

女性の年齢の、おおまかな区分けとして、おねえさん、おばさん、おばあちゃんがあるが、その中でも、よくも悪くも、最も周囲に影響を及ぼす存在は間違いなくおばさんである。

 

 

オバハンは論外である。

 

オバハンは大阪にのみ生息しているらしい( ;∀;)

 

 

 

私は若い頃、オバサン達を見ていて「どうしてあんなに見苦しいのか」と呆れたものだった。

 

 

 

体型が太っているとか痩せているとかではなくて、目につくオバサン達は、皆、ことごとく図々しくて下品で、恥を知らなかった。

 

 

 

赤ん坊の時から既に、どす黒い図々しいオバサン種を持っていて、それが年をとるたびに、ずんずんと体内で育っていったのか、それとも人生の過程で、きっかけとなるような出来事があって、あのようになってしまったのかは、わからないが、人の迷惑を顧みない態度は理解に苦しんでいたのである。

 

 

 

そんな風に首をかしげていた私も60歳を過ぎて立派なおばちゃんになった。

 

 

 

私は「おばさん」よりも、どことなく、おちゃらけた感じがするから「おばちゃん」と言われる方が好きだ。

 

 

 

年輩の女性で「死んでも「おばさん」なんぞと呼ばれたくありませんわ」と言う人がいる。

 

 

 

私が30代の頃、知り合いの方から手工芸品の展示即売会があるからと、案内状を頂いた。

 

 

 

会場に行ってみると見渡す限り、おばさんが一杯で、もの凄い騒ぎになっていた。

 

 

その頃、務めていたサロンのニュースレターに、それを書いたら、偶然、その会場にいて文章を読んだ人から「おばさんなどと、かいてもらいたくない」と言われてしまった。

 

 

若い女性に向かって、おばさんと書いたのなら、年齢区分として失礼であろう。

 

 

しかし、どこから見ても、おばさんとしか言えない人に、おばさんと書いて何が問題なのかと友達に聞いてみた。

 

 

 

「どう書けば納得するのかしらねぇ~おばさんと言われたくない、おばさんは」

 

 

 

友達は、暫く考えた後、「中年女性とか、年輩のご婦人とか言われたいんじゃないの?」と言う。

 

 

彼女は子供の頃から女性に見られたことがなく、新妻なのに保険の勧誘員には「ぼく、お母さんいる?」と聞かれ、40代の時には小学生から「おじさん」と呼ばれてそれを楽しんでいるような人なので、おばさんとは全く共通項がない。

 

 

 

「おばさんと呼ばれたくない人は、おばさんを差別しているわけだね」

 

 

 

「まぁ、それはそうでしょうね」

 

 

彼女達の中には「おばさん」の確固たる悪いイメージがあって、その中に自分が括られるのが嫌なのだ。

 

 

おばさんが全員悪者なのではなく、いいおばさんも悪いおばさんもいて、いいおばさんだと自覚していれば、何も問題ないはずなのに、いちいち単語に反応する。

 

 

 

「そういう所がケツの穴の小さいおばさんだよな~」と言い放ったら

 

 

「あんた、闇夜に襲撃されるよ」と言われた。

 

 

オバサン談義はつづく~(^◇^)

 

 

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神の毛3

2019年01月13日 | 美容

先日、阪急桂駅の東口近辺を散歩していて、ふと道沿いの床屋さんに目をやった途端、思わず足が止まった。

 

 

鏡の前に座っているおじいさんの頭頂部がつるつるで両サイドから後ろにかけての髪も全部白髪で、おまけに薄くなっている。

 

 

 

ところが、その薄くなった髪に沢山のブルーや黄色のロッドが、きれいに何列も巻き付けられている途中だったのだ。

 

 

 

丁寧にロッドを巻く作業をしている店主も、おじいちゃんも、にこやかに笑いながら、会話を楽しんでいる。

 

 

 

私はハゲている人が残った少ない毛にパーマをかける、という想像はしてなかったので、そういったこともあるのかと、ちょっと衝撃を受けた。

 

 

 

かろうじて残った少ない毛が抜けないように、ロッドに巻き付けるなんて、相当な技術ではないだろうか?

 

 

 

 

おじいさんが、あんなに嬉しそうにしているのは、床屋さんに行った後は、彼なりに男前になれる証だろう。

 

 

私はそれを見て「ハゲなんかに気にするな、いくらでも男前になれる手段はあるじゃないか」とハゲに怯える男性たちに言いたくなった。

 

 

そしてどうしても隠したいのであれば、植毛、かつらに頼るのも仕方がない。

 

 

しかし隠しても隠さなくても、いじけるのは無し!!

 

 

あったものが無くなるのだから、本人にすれば気になるのは十分わかるけれども、陰気の方がハゲよりも問題だ。

 

 

気持ちを明るくしていれば、意気消沈していた毛根も元気を取り戻し、また、毛が生えてくるかもしれない。

 

 

ハゲたね」と言われたら「ハゲちゃった」と笑って言える明るい心。

 

そういう心がけでいて頂きたいと願っている。

 

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神の毛Ⅱ

2019年01月12日 | 美容

ハゲは本人の責任ではない。

 

 

 

メタボや肥満は、本人の責任だが、ハゲは自己管理では、どうしようもない部分が多い。

 

 

笑ったり、文句を言ったりするのだったら、そういう遺伝子をもたらした猿人や祖先にしてくれと言いたくなる。

 

 

 

とある男性は、同じハゲでも外人は恰好いいのにとため息をついた。

 

 

 

両サイドに毛が残っていて額から後退していったタイプの人は「自分のは男性として正統派のハゲ方で奴のは邪道だ」と胸を張り、ある男性を批判しはじめた。

 

 

 

 

つまり、自分のハゲ方は恥ずかしくないが、てっぺんがハゲる自然トンスラ型は、みっともないと言うのだ。

 

 

「あぁなったら、どんな美男子も台無しだよな~あっはっは」っと嬉しそうに笑っていた。

 

 

しかし、彼に邪道なハゲと言われた彼は、とてもいい人なので、自然トンスラが彼という人格を判断する基準にはならない。

 

私から見れば、同じくくりなので「どっちもどっちですけど??」と言いたくなったのだが、ハゲている人の間では、脱毛、退行の仕方によって優劣をつけたくなるらしい。

 

 

 

そんな些細な事でも彼らにとっては重要な問題で、少しでも相手よりも優位に立とうとする男性心理には驚いてしまった。

 

 

 

ハゲてもかっこいいと言われている外人だから、ハゲなんぞ気にしないと考えていたけれど、ルーニー選手のように植毛が話題になった人もいるではないか!

 

 

 

サッカーはヘディングもあるし、毛がないよりは、あった方が頭部へのダメージは少なそうだ。

 

 

 

テレビで彼の過去のゴールシーンごとに頭部がアップになり「ほらね、毛が増えているでしょ」と証拠映像を流しているのも見た。

 

 

サッカー選手で最高レベルに達し、世界的なチームで活躍し、富も名声も得ているのだから毛なんか、どうでもいいじゃないかと思うけれど、そうではないらしい。

 

 

 

25歳でハゲたのはショックかもしれないけれど、毛量は富や名声とは相殺できなかったようだ。

 

 

プラスマイナスでゼロにすると言うよりも「今のこの俺に足りないのは毛だけだ!!」と欲がどんどん出て来たのだろうか??

 

 

 

ある程度の財力がなければ植毛も出来ないわけだし「やったな」と世界中にバレても毛を増やしたい。

 

 

毛があっても無くても、あれこれ言われるのであれば、植えても毛があった方が良いと考えたのかもしれない。

この問題は深いなぁ~

つづく

 

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神の毛1

2019年01月11日 | 美容

男性には「毛量一定の法則」というものがあると聞いた。

 

 

 

頭部が薄くなってくると、その分、ヒゲや残っている毛を伸ばして、全体的な毛の量を保とうとするらしい。

 

 

そう言えば、頭部の薄い人でヒゲを生やしている人は多い。

 

 

額のほうから薄くなってきた人で、残っている髪を長く伸ばし、一束にしている男性もいる。

 

 

前には無いけど、後ろには束ねるほどあるとアピールしたいのだろう。

 

 

 

学校の教科書でフランシスコ・ザビエルの絵を見た時、頭頂部に毛が無いのを見て、ザビエルは禿げているとずっと思っていた。

 

 

 

しかし、最近、諸説はあるようだが、あの髪型はトンスラと言って、聖職者の印だと知った。

 

 

頭頂部を剃って、周囲の毛は残し、棘の冠をかぶせられたキリストの姿を継承しているらしい。

 

 

 

 

学校ではそんな細かいことまで教えてくれないから、私は遠方からやってきて、布教活動で苦労したのでハゲたとしか思っていなかった。

 

 

 

トンスラの図を見ると、ザビエルの髪型とは少し違うけれど、頭頂部に毛がないのは同じである。

 

 

しかし、聖職者のしきたりとも信心とも関係なく、自然トンスラになってしまった男性は数多くいるのだ。

 

 

 

私がハゲている男性に対して、寛大だと思われるのか、若い頃から毛の薄い男性達から、様々な告白を聞かされた。

 

 

 

ある人は、「自分の外見を気にするようになった中学生の時、ふと気がついたら、父親はもちろん、爺さん、親戚のおじさん全員が、つるっぱげだった。

 

 

それからハゲる恐怖にさいなまれ、一夜にしてつるっぱげになる夢を何度も見て、うなされた。

 

 

以来、人知れずの努力をし、なんとか踏みとどまっている」と真顔になっていた。

 

 

髪の毛を洗った方がいいと聞いては必死に洗い、洗い過ぎると駄目だと聞けば、あわてて回数を減らす。

 

 

「いったい、どうしたらいいんだっ!」と心の中で叫んだのも一度や二度ではない。

 

 

 

効くという噂の養毛剤は全て購入し、海外に秘薬があると聞けば、出張する同僚に、こっそり頼む。

 

 

当時、彼は30代後半だったけれど、言われてみれば、前の方が少し薄いかなぁというくらいで、そんな悩みがあるとは想像もしていなかった。

 

 

 

「ふっさふさじゃないけど、普通でしょ」お世辞でもなく感じたまんまを言うと、彼は「ありがとう、罵詈雑言を吐く妻に聞かせてやりたいっ」

 

 

彼の奥さんは顔を合わせると「薄くなったわね」と冷たい視線を向けるらしい。

 

 

 

反論も出来ず、彼は奥さんが近づいてくると、無意識に顔をそむけるようになった。

 

 

子供まで妻に同調して「恥ずかしい」「参観日には来ないで」などと言い始めた。

 

 

なのでここのところ、妻の顔をまともに見る日はなく子供の前でも、つい、うつむきがちになり、このままでは遺伝よりも家族関係のストレスで毛が抜けそうだと嘆いていた。

つづく

 

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皇室ⅳ

2019年01月09日 | 美容

昨日は、かつて皇室に関わっていた女性がテレビの取材を受けており、その余りにも浮世離れした顔立ちにビックリした事を書いた。

 

 

 

この浮世離れした女性を見て、皇太子妃の苦労を思いやってしまった。

 

 

現在と、これから先を常に考えて行動する外交官が、女官達が喋る独特の言葉に

囲まれたら、とまどうのは当たり前だ。

 

 

 

 

あの女官達は自分が伝統を守っている自負も自信もあり、融通が利かないだろうし、かなり手強いことが想像される。

 

 

 

こちらの世界からは、うかがい知る事が出来ないけれど、全てが混在して成り立っている会社なのだから、ある程度は仕方がないと思う。

 

 

 

考え方が違う人が身近にいて、それを押し付けられると腹立たしいものだけれど、一般の会社のように「えいっ!!やめてやる!!」と辞表を叩きつけられないのが辛いところだ。

 

 

 

雑誌では皇太子妃、秋篠宮妃それぞれが、いい悪いと多種多様の意見が出ていたが、のちの皇后となる立場の女性が2代続けて体調を崩すというのは、単なる偶然ではないだろう。

 

 

 

その原因が一体、どこにあるのかをマスコミも明らかにしてもらいたいもんだ。

 

 

 

マスコミはマスゴミだと誰かが言っていたけれど、つまらん記事ばかり書いてないで真実を書くべきだ!!

 

 

もの凄く、おせっかいなことは、重々わかっちゃいるけれど、私は、そこが知りたくてたまらない。

 

 

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皇室3

2019年01月08日 | 美容

美智子妃が皇室に入られてから、伝統を重んじる組織の中で、精神的にバランスを崩すほど、大変な思いをされたのだと思う。

 

 

 

私は「兄と弟で、とてもいいバランスで伴侶を得たものだ」と妃殿下選びの着眼点に感心していたけれど、皇太子妃への風当たりが強く、とても、お気の毒な気がしてならない。

 

 

 

私の知り合いで皇室ウォッチャーがいて、彼女は雅子妃の体調が悪いと報道された時に「絶対、あの人達が悪いのよ」と怒っていた。

 

 

 

それは皇室行事などで部屋の隅や女性皇族方の背後でひっそりと立っている女官たちであった。

 

 

 

彼女達はドレスに身を包み、皆、年輩である。

 

 

 

「あの人達が雅子ちゃんをいじめてるのよ。そうに決まっているわ」と怒っていた。

 

 

 

「どうしてそんな事がわかるの?」と聞いたら「他に身近でいじめる人がいない」という答えであった。

 

 

 

そして自分の好きじゃ無いタイプの女性を見つけだし、勝手にツネコという名前をつけ(彼女の中では意地悪な女性の名前の筆頭はツネコなんだそうである)「きっと、こいつに違いない」などと言っていた。

 

 

 

 

殆ど妄想に近く、何の罪も無い人に罪をきせているかもしれず、テレビに映った女官の方々には大変申し訳けないのだが、誰かになにかをされないと、体調が崩れる原因にはならない。

 

 

 

伝統を死守するために、又、自分の保身のために無理をした人物が皇太子妃の周囲にいるのは皇太子が会見で公言した通り、間違いのない事実なのだ。

 

 

 

随分以前に、かつて皇室に関わっていた女性がテレビの取材を受けていた。

 

 

 

私はその年輩の、その人の顔を見てびっくりした。

 

 

良く言えば、浮世離れ、悪く言えば全く現実感の無い人で白塗りの化粧といい、雰囲気といい、私が今まで生きて来た人生の中で全く会ったことが無いタイプの人だった。

 

 

 

「こういう人が男女を問わず、山のように皇室にはいるのだろうなぁ」

 

 

浮世離れした女性を見て皇太子妃の苦労を思いやった

つづく

 

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皇室2

2019年01月07日 | 美容

紀宮清子内親王の結婚が決まった時、街頭インタビューを受けていた女性が、

 

 

「いや~先を越されちゃいましたねぇ、あはは」と言っているのを聞き、「あんたは清子内親王の、ご学友か」と突っ込んだあと、時代は変わったなぁと、つくづく感じた。

 

 

 

 

正田美智子さんが皇太子妃になると決まった時、日本に、どれだけ「いやー、先を越されちゃったわ」と思った女性がいただろうか?

 

 

 

羨ましいと憧れの目で見た人はいただろうけれども、皇室の女性と自分とを同等の立場で考える人は殆ど、いなかったのではないか?

 

 

 

厳密に言えば、雅子さんも結婚するまでは、外交官であっても民間人だし、清子内親王も皇籍を離脱して民間人と結婚するから、広い意味で民間人に入るといえば入るのだが、それにしても最近の若い女性の、皇室の女性に対する、友達感覚というかラフな考え方には、この私でさえビックリ!!

 

 

 

 

秋篠宮妃が皇室として何十年ぶりかで男児を出産された時も話題になっていた。

 

 

 

当時、雑誌を見ていたら、皇太子妃派、秋篠宮妃派と分かれて、それぞれアンケート結果が出ていたが、もともと皇室に入った経緯が違うのだから、比較するのが間違っている。

 

 

 

秋篠宮妃はアルバイト経験くらいは、あるかもしれないけれど、大学院在学中に皇室に入った。

 

 

殆ど、世の中で揉まれた経験はないと思われる。

 

 

一方、皇太子妃の方は外交官として働いていた。

 

 

どちらがいいとか、悪いとかではなく、私は両方のタイプが皇室には必要だと思っている。

 

 

 

こういう言い方は失礼なのかもしれないが、皇室は一旦、それに属したら、生涯退職出来ない会社のようなもので、その中に入ったら、維持継続していく責任がある。

 

 

伝統行事を受け継ぎ、又、新しい外からの風を入れないと空気がよどんでしまう。その最初が美智子妃だった。

つづく

 

 

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皇室

2019年01月06日 | 美容

私の育った家は両親が宗教嫌いのために仏壇もなく、特別に皇室を崇めることもなく、かと言って自分達と同じとは思わず、「皇居に住んでいる方々」という程度の認識で暮らしていた。

 

 

 

小学校の頃、友達の家に遊びに行くと、古い日本家屋の中に天皇皇后陛下の写真が掲げてあり、お祖父さんや、お祖母さんが毎日、手を合わせているという話も聞いて「そんなことをしているのか?」と不思議に思った覚えがある。

 

 

 

 

ただ美智子皇太子妃殿下は素敵で憧れていた。

 

 

他の女性皇族の方々の、お顔立ちは、お雛様顔で典型的な和顔だったが、美智子姫は品のいい日本風の顔立ちながら、どことなくモダンな雰囲気を醸し出していた。

 

 

 

 

ファッションもお洒落で、とても素敵だった。

 

 

 

白黒テレビで拝見していても品のよさといい、お洒落さといい、いつも後光が差しているかのようだった。

 

 

 

常陸宮妃も明るくキビキビしていて好きだった。

 

 

 

ああいう全て揃った女の人が皇室に入るのだなぁと子供ながらに深く納得していた。

 

 

 

小和田家の雅子さんが結婚することになった時、彼女の生い立ちや趣味などをニュースで聞きかじった私は、丁度、雅子さんと同年輩の知り合いの女性に

「今の若い人の中にも、あんな全てが揃った女性がいるのね」と軽い冗談のつもりで言ったら、彼女は突然、顔を歪めて「そんなことないです。あのひとは・・」と今まで見たこともないような恐ろしい顔つきで雅子さんを罵りはじめた。

 

 

 

 

別に彼女は雅子さんと知り合いでもないし、会った事もないのだが、何しろ雅子さんが褒められることが腹立たしいようで、とにかく、けなしまくるのである。

 

 

 

 

それも彼女の人間性の問題ではなく、アメリカに居た時は太っていたとか、あの時、着ていた服は靴とは合わないとか、どうでもいいことを、批判している。

 

 

 

噂によると、その悪口を言った彼女は、不倫のあげくに不誠実な相手に捨てられて、辛い思いをしたらしい。

 

 

心情的に結婚して幸せになる女性は全て憎かったのかもしれないが、私は、あまりの剣幕にオロオロしながら、「それって単にあなたの嫉妬じゃないの?」「こわ~」っと言う言葉を腹の中でつぶやいていた。

つづく

 

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最強の方向音痴

2019年01月05日 | 美容

ハイキングに行った。

 

 

道に迷ってしまったら、仲間が「あっ!いいもの持ってる」と言ってリュックから地図を出して道に敷いた。

 

 

それは実物大の地図だったので私達は地図の上をどんどん踏みしめてハイキングを続けた。という夢を見た。

 

 

 

 

本当に嬉しい夢だった。

 

 

 

私は地図と道路の関係がよくわからないので、こんな夢を見たのかもしれない。

 

 

 

地図は地図という紙であり、地図の中に道があり、街があり、海があり、川があり、林があり、山があり、学校があり、何よりも人を導くものであるという事がわからない。

 

 

 

特に道に迷って道路地図を持って途方に暮れる私を導くものであるという事がわからない。

 

 

 

迷ってしまったら、自分がどこに居るのかも、わからない。

 

 

だから迷っている時に、地図を見ても、もう手遅れなのだ。

 

 

地図が実用的で有効なものであった事は一度も無い。

 

 

 

20代の頃、そんな私が滋賀県にツーリングに行くハメになってしまった。

 

 

しかもグループ先頭の私に地図を渡し、一行は出発した。

 

 

私はしっかり、地図をにらみつけ、初めての曲がり角を左折した。

 

 

そして幾らも走らない間にビリを走るように言われた。

 

 

左折ではなく、右折しなければならなかったようだ。

 

 

 

30代の頃、友人が北区の病院に入院したと聞き、見舞いに行った。

 

 

 

ほぼ、40分位の場所だけれど、きっと道に迷うと確信していた私は1時間前に家を出た。

 

 

1時間後、北区でタクシーを呼び止め、乗るのではなく、私の車を先導してもらっていた。

 

 

グルグル同じ所を周り続け、もう、これは無理だと諦め、先導してもらったら、病院は、そこから3分もかからなかった。

 

 

アメリカ旅行の帰り、飛行機が下降しはじめ、窓から海に突き出ている陸が見えた。

 

 

その時、私は地図は何て美しいものかと初めて思った。

 

 

月へ飛び立った宇宙飛行士は地球を地球儀のようだと思ったのだろうか???

 

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隙3

2019年01月04日 | 美容

私は他人からはキチンとしていると言われる。

 

 

もちろん仕事は約束通りにこなしているし、手抜きはしない主義だし、守るべきことはキッチリ守る。

 

 

 

でも・・・プライベートはずるずるである。

 

 

 

掃除は嫌いだし、整理整頓も苦手だ。

 

 

おっちょこちょいで、自分でもバカじゃなかろかと言いたくなることを山の様にしでかす。

 

でも、よく考えてみると、これらは失笑を買うかもしれないが、恋のきっかけには全くならない。

 

 

私が初めて「隙」を確認したのは男女5,6人で行ったカラオケボックスだった。

 

 

年下の女性が、いい加減酔っ払い、床に座って立膝をして歌おうとした時、長いフレアスカートの下からパンツが見えた。

 

 

彼女はスカートが長いから安心していたのかもしれないが、酔っていたので股間への意識が甘くなったらしい。

 

 

 

そのパンツを目撃した時「あぁ、これが隙ってものなんだ」とわかった。

 

 

彼女は男性を誘おうとか、気を引こうとか、そういった下心は一切ない。

 

 

ただ、酒のせいで無意識のうちに、ちょっとゆるくなっただけである。

 

 

 

男性に対しては少し失礼かもしれないが、そんな場面に遭遇したら「ラッキー」と嬉しくなったりするんじゃないだろうか?

 

 

それからも男性関係が華やかな女性に会って話をしたりすると、男性に好かれる理由がわかった。

 

 

私は同性であるから相手は露骨に誘惑する必要も理由もなく、無意識に、ごく普通に話をしているのだが、引き込まれるような魅力を持っていた。

 

 

特別に美人ではなくても、ふとした折に、もの凄く綺麗に見える瞬間がある。

 

 

「これは男の人に好かれるな」と感動した。

 

 

彼女達が生まれた時から持ち合わせているものだ。

 

 

肌を露出して隙を見せるというのではなく、しぐさや雰囲気に理由もなく入りこんでしまいたくなる。

 

女性として魔の隙間があるのだ。

 

 

いい歳になってから、やっと「隙」とは何かがわかったものの、それを知っても、もうどうにもならないし、どうにかしようとも思ってないが、長年の女の謎が一つ解けたと、それなりに満足してしまった。

 

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