各地散策と歴史

写真付き

広島の薬草庭園と市内ブラリ

2019-06-14 06:33:23 | 広島市内
旧広島初代藩主 浅野長晟が家老である上田 宗箇氏に命じて造らせた〖縮景園〗は、広島市民の憩いの庭園として有名で、夙に外国のお客様が絶えない。最近は特に諸外国から訪れられる方が多く、古い日本庭園を満喫されている。(泉水屋敷⇨泉邸⇨御泉水⇨縮景園)「家老 上田宗箇⇨清水七右衛門」
地元新聞で今回、知り得た事だが縮景園内に旧藩時代から薬草園があると言う。旧藩時代の医学は、「漢方医学」(中医学)「蘭方医学」「和方医学」等があったが薬用植物を栽培する薬草園が縮景園内にあったとは、知らなかった。私が知る薬草栽培箇所は、幕府管理直営の小石川御薬園、芸州広島藩は「日渉園」、長州藩は「松永 周甫が陶村開墾した薬草園。当時は陶村⇨鋳銭司村⇨山口市」【村医者である松永 周甫は、正に医は仁術、仁愛溢れる人望家で、一代限りの藩医(士籍の二人扶持)となった。】

縮景園案内



庭園内に咲く紫陽花



縮景園



鉄道線路を利用する鉄道事業の区分として鉄道(第一種~三種 ⇨ JR・大手民間鉄道等)、軌道(路面電車) 索道(ロ-プウエイ・リフト)があるが、地元で市民の足として愛され利用されている会社に〖広島電鉄〗がある。当社は電気軌道事業に限らずバス、不動産事業(ホテル等)と各分野で地元に根付いている企業である。
電車祭(広島電鉄本社 千田車庫)

親しまれている各電車



最新型電車「近畿車両・三菱重工・東洋電機」



大正時代から走っている電車「大阪車両」



電車祭りに見学する為、会場へ行って見ると広島市郷土資料館の学芸員さんが、出版本を紹介されていたので早速、展示郷土史を購入した。近代史に興味がある私は、現在の我々が亡くなり、子供~孫の時代になると孫・曾孫からは現在が近代史となることを妄想する。維新は、ほんの150年前の事、明治~から元号も令和を迎えた。
広島駅周辺も都市開発が進み現在も進行しており今後、益々様変わりするだろう。広島駅南にある広島東郵便局も近々取り壊されと言う事を聞いたので写真に収めた。

広島東郵便局(今から建て替えられる)



広島駅北側も今では、エキキタと呼ばれているが昔から当地区は神社、仏閣が連ねていた。幕末~明治~昭和(20年)までは、有名な広島東照宮から南には桜並木が続いており、桜の馬場の地名で市内の名所となっていた。「二葉の里桜並木を復活させる会」が発足し、古き良き日本(広島)の景観を戻す活動をされているNPO法人も起ちあがった。江戸時代に書かれた「広島東照宮の屏風絵」を見ると饒津神社(南は海で船が浮かんでいる)から東照宮まで描かれている。人家は少なく田園地帯である。


旧藩時代の広島東照宮のある二葉地区絵図



昭和初期の桜の馬場



広島駅周辺(入り繰り海岸で松原であった)



国前寺周辺(明治~戦中・戦前)



【ふらっとb広島城下町、広島公文書館、写真集広島、二葉の里ブラッシュアップ協議会、桜並木を復活させる会誌から】

今年も、とうかさん祭り(稲荷神社)〖浴衣の着始めの日で女性の着物姿にウキウキさせられた〗



「とうかさん祭」における出店



夜は新天地で盆踊りに老若男女が参加する。櫓台も広島を代表する「饅頭」「歌手」「ビ-ル?」をモチ-フに輝き、盛り上がった。





梅雨に入り、今から盛夏を迎える~~











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