コナン・ドイルの「名探偵シャーロック・ホームズ」は、人の外見で、職業を言い当てたりしたけれど、健康に関しても、外見でわかることがあります。
呼吸器系に問題があると、爪が大きくなったり(ばち指)、男性の場合、成人病の兆候として耳の下のエラの部分が張ってきて顔が大きくなったり、肝臓が悪いと手のひらが赤くなったりとか。
藤圭子さんの死因について、思うこと。前に書いた記事、「藤圭子さん」では、あえて、さらっと流してしましたが、なんとなく察せられることはあります。
それは脳内伝達物質のひとつで、幸福ホルモンであるセロトニン不足だったのだろうということです。
セロトニンが不足している人は、抗重力筋の働きが弱まりますから、身体的な特徴はわかりやすいのです。
有田秀穂先生の著作から、以下の様なことが挙げられています。
● 猫背である。
● 口が開いている。
猫背の状態を補正できる筋肉、抗重力筋は、姿勢筋とも呼ばれ、セロトニンによって働きます。
セロトニンは、朝の太陽によってスイッチが入って分泌されます。
藤圭子さんの見た目の特徴である猫背は、夜、遅い時間に働いていた、生い立ちにも原因があるでしょう。
十代の頃から夜遅くまで「流し」をしていたことや、深夜のレコーディングなど忙しい芸能生活の中で、セロトニンが出にくい生活習慣によって、体内時計が慢性的に狂ってしまったと考えられます。
首がいつもやや前方に傾いています
セロトニンが正常に分泌されていれば、同じ脳内伝達物質の快感ホルモンのドーパミンや、危機に対して分泌されるノルアドレナリンを過不足なくコントロールして、いつでも平常心にすることが出来ます。
ゆえに、逆に、セロトニンの分泌に影響のあるライフスタイルが固定してしまうと、ドーパミンやノルアドレナリンの暴走をまねきます。
うまく言った時の快感ホルモンであるドーパミンがでている時は、いいのですが、押さえが効かなくなると、暴走してストレス状態になります。
すると欲求不満から、ノルアドレナリンが出てきて、怒りや切れやすい情緒不安定の状態を作り上げます。
藤圭子さんは、スタジオに居るのが何より好きだったと本人が言われていましたが、スタジオの環境は、密室で太陽の光が当たらないし、セロトニンが分泌されない状態が、習慣化している典型例ではないでしょうか。
・・・・と、そんなことを家人と話していたら、精神科医の和田秀樹氏が、「統合失調症」と分析していた。
セロトニン不足からドーパミンの暴走というところで、ほぼ同じ見立てだった。
病名まではわかりませんでしたが、「統合失調症」は、ドーパミンの過剰分泌が原因ですから。昔は治らないと言われていたのですが、今では早期なら薬で治せるということです。
ただし、統合失調症という診断でなければ、軽いうつ傾向の場合は、今はお医者様でも、安易に投薬に頼るなと、いう方向に変わってきています。
↓
うつ病学会が安易な投薬に警鐘
子どもと抗うつ剤と、「薬をやめれば病気は治る」
まずは、毎朝、太陽光を30分くらい浴びて、夜ふかしをする習慣を治すこと。
10代の頃に、悪い習慣をつけると、一生影響が残って、鬱になったり、キレやすくなったり、様々な心の病気、体の病気をまねきますから。
セロトニンが正常に分泌され、抗重力筋が働くようになれば、治そうと意識すれば猫背も治ります。
藤圭子さんの世代は、レアケースだったとは思いますが、ネットやネットゲームの普及により、夜型生活の人が増え、ますますセロトニンの分泌がされにくい現代日本であると思います。
今現在も、電子機器と、夜型生活の相乗作用で、ウツの人も切れやすい人も昔より増えていると思いますし、今後も更に増えるのではないかと危惧しています。
思い当たることがあるならまず、ライフスタイルの見直しが先決ではないかと思います。
あと、余談ですが、・・・猫背でちょっと心配なのは、「あまちゃん」に主演している能年玲奈さん。
すごく可愛くて、チャーミングだなと思うんだけど、猫背の上に、よく、ぽかんと口も開いているのが、なんだか気になる。最初は演技かと思ったけれど・・。そういうふうにしているのが本人も楽みたい?
ドラマでは、海女さんをやめて女優になっちゃったけれど、本当は、いっそ、女優をやめて海女さんになって、お日様の光と海水に浸かるような仕事(太陽光と海水は、体がリセットされる)をしたらどうかなって・・・無理でも、PCやスマホから離れて、趣味でスキューバとか、やめずに続けたほうがいいよって・・・潮騒のメモリーにのせて、誰か伝えて~。
そういえば、セロトニン先生の有田秀穂先生も、海での素潜りはセロトニンが出やすくなるとおっしゃってましたっけ。
★参考本
「セロトニン脳」健康法
★関連記事
怒りやすい人ほど、ネットの利用はほどほどに
消灯後のケータイ、心の健康にも悪影響?
その不機嫌、いらだち、憂うつは、セロトニン不足かも・・・
ネットいじめ、ネット依存の子どもたち
呼吸器系に問題があると、爪が大きくなったり(ばち指)、男性の場合、成人病の兆候として耳の下のエラの部分が張ってきて顔が大きくなったり、肝臓が悪いと手のひらが赤くなったりとか。
藤圭子さんの死因について、思うこと。前に書いた記事、「藤圭子さん」では、あえて、さらっと流してしましたが、なんとなく察せられることはあります。
それは脳内伝達物質のひとつで、幸福ホルモンであるセロトニン不足だったのだろうということです。
セロトニンが不足している人は、抗重力筋の働きが弱まりますから、身体的な特徴はわかりやすいのです。
有田秀穂先生の著作から、以下の様なことが挙げられています。
● 猫背である。
● 口が開いている。
猫背の状態を補正できる筋肉、抗重力筋は、姿勢筋とも呼ばれ、セロトニンによって働きます。
セロトニンは、朝の太陽によってスイッチが入って分泌されます。
藤圭子さんの見た目の特徴である猫背は、夜、遅い時間に働いていた、生い立ちにも原因があるでしょう。
十代の頃から夜遅くまで「流し」をしていたことや、深夜のレコーディングなど忙しい芸能生活の中で、セロトニンが出にくい生活習慣によって、体内時計が慢性的に狂ってしまったと考えられます。
首がいつもやや前方に傾いています
セロトニンが正常に分泌されていれば、同じ脳内伝達物質の快感ホルモンのドーパミンや、危機に対して分泌されるノルアドレナリンを過不足なくコントロールして、いつでも平常心にすることが出来ます。
ゆえに、逆に、セロトニンの分泌に影響のあるライフスタイルが固定してしまうと、ドーパミンやノルアドレナリンの暴走をまねきます。
うまく言った時の快感ホルモンであるドーパミンがでている時は、いいのですが、押さえが効かなくなると、暴走してストレス状態になります。
すると欲求不満から、ノルアドレナリンが出てきて、怒りや切れやすい情緒不安定の状態を作り上げます。
藤圭子さんは、スタジオに居るのが何より好きだったと本人が言われていましたが、スタジオの環境は、密室で太陽の光が当たらないし、セロトニンが分泌されない状態が、習慣化している典型例ではないでしょうか。
・・・・と、そんなことを家人と話していたら、精神科医の和田秀樹氏が、「統合失調症」と分析していた。
セロトニン不足からドーパミンの暴走というところで、ほぼ同じ見立てだった。
病名まではわかりませんでしたが、「統合失調症」は、ドーパミンの過剰分泌が原因ですから。昔は治らないと言われていたのですが、今では早期なら薬で治せるということです。
藤圭子を苦しめた「統合失調感情障害」の怖さ
日刊ゲンダイ 8月29日(木)10時26分配信
<精神科医の和田秀樹氏が診断>
「彼女はとても長い間、精神の病に苦しめられていました」――。宇多田ヒカル(30)がブログに書いたコメントで、自殺した藤圭子(享年62)が心の病にかかっていたことが明らかになった。
ヒカルは「(藤が)現実と妄想の区別が曖昧になった」と記し、夫の宇多田照實氏(65)は「ヒカルと僕もいつの間にか彼女にとって攻撃の対象となっていきました」「心当たりのない理由で罵声を浴びせられる」時もあったと明かしている。
気になるのはその病名だ。精神科医の和田秀樹氏は藤の病気を「統合失調感情障害」ではないかと分析する。統合失調症と躁鬱病の合併症だ。和田氏が解説する。
「ヒカルさんが言う妄想症状は“私はバカにされている”“誰かが私を殺そうとしている”などと被害妄想を口にする統合失調症を物語っています。この病気の人は、自分は正しいと信じているため他人を攻撃するのです。その一方で、藤さんは『ゴメン』と謝ることもあったとか。これは躁鬱病の特徴です。藤さんはギャンブルに凝っていたそうですが、おそらく刺激が欲しくてギャンブルを始め、依存症になったのでしょう。躁鬱病の人は躁状態のときに“自分は何をしても成功する”と思い込み、大きな賭けをして破産したりします」
この病気は脳内伝達物質のドーパミンやセロトニンのバランスが悪い人が強いストレスを受けて発症することが多いということ以外、はっきりした原因は分かっていない。
日本での治療法は投薬が中心だ。
「投薬でセロトニンなどの量を増やせば症状が改善します。藤さんは治療を拒絶したそうですが、それはいけません。最近の研究では、病気を発症したのに放っておくと脳がダメージを受けて神経細胞が正常に機能しなくなり、ますます気分が落ち込むことが分かっています」(和田氏)
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日刊ゲンダイ 8月29日(木)10時26分配信
<精神科医の和田秀樹氏が診断>
「彼女はとても長い間、精神の病に苦しめられていました」――。宇多田ヒカル(30)がブログに書いたコメントで、自殺した藤圭子(享年62)が心の病にかかっていたことが明らかになった。
ヒカルは「(藤が)現実と妄想の区別が曖昧になった」と記し、夫の宇多田照實氏(65)は「ヒカルと僕もいつの間にか彼女にとって攻撃の対象となっていきました」「心当たりのない理由で罵声を浴びせられる」時もあったと明かしている。
気になるのはその病名だ。精神科医の和田秀樹氏は藤の病気を「統合失調感情障害」ではないかと分析する。統合失調症と躁鬱病の合併症だ。和田氏が解説する。
「ヒカルさんが言う妄想症状は“私はバカにされている”“誰かが私を殺そうとしている”などと被害妄想を口にする統合失調症を物語っています。この病気の人は、自分は正しいと信じているため他人を攻撃するのです。その一方で、藤さんは『ゴメン』と謝ることもあったとか。これは躁鬱病の特徴です。藤さんはギャンブルに凝っていたそうですが、おそらく刺激が欲しくてギャンブルを始め、依存症になったのでしょう。躁鬱病の人は躁状態のときに“自分は何をしても成功する”と思い込み、大きな賭けをして破産したりします」
この病気は脳内伝達物質のドーパミンやセロトニンのバランスが悪い人が強いストレスを受けて発症することが多いということ以外、はっきりした原因は分かっていない。
日本での治療法は投薬が中心だ。
「投薬でセロトニンなどの量を増やせば症状が改善します。藤さんは治療を拒絶したそうですが、それはいけません。最近の研究では、病気を発症したのに放っておくと脳がダメージを受けて神経細胞が正常に機能しなくなり、ますます気分が落ち込むことが分かっています」(和田氏)
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ただし、統合失調症という診断でなければ、軽いうつ傾向の場合は、今はお医者様でも、安易に投薬に頼るなと、いう方向に変わってきています。
↓
うつ病学会が安易な投薬に警鐘
子どもと抗うつ剤と、「薬をやめれば病気は治る」
まずは、毎朝、太陽光を30分くらい浴びて、夜ふかしをする習慣を治すこと。
10代の頃に、悪い習慣をつけると、一生影響が残って、鬱になったり、キレやすくなったり、様々な心の病気、体の病気をまねきますから。
セロトニンが正常に分泌され、抗重力筋が働くようになれば、治そうと意識すれば猫背も治ります。
藤圭子さんの世代は、レアケースだったとは思いますが、ネットやネットゲームの普及により、夜型生活の人が増え、ますますセロトニンの分泌がされにくい現代日本であると思います。
今現在も、電子機器と、夜型生活の相乗作用で、ウツの人も切れやすい人も昔より増えていると思いますし、今後も更に増えるのではないかと危惧しています。
思い当たることがあるならまず、ライフスタイルの見直しが先決ではないかと思います。
あと、余談ですが、・・・猫背でちょっと心配なのは、「あまちゃん」に主演している能年玲奈さん。
すごく可愛くて、チャーミングだなと思うんだけど、猫背の上に、よく、ぽかんと口も開いているのが、なんだか気になる。最初は演技かと思ったけれど・・。そういうふうにしているのが本人も楽みたい?
ドラマでは、海女さんをやめて女優になっちゃったけれど、本当は、いっそ、女優をやめて海女さんになって、お日様の光と海水に浸かるような仕事(太陽光と海水は、体がリセットされる)をしたらどうかなって・・・無理でも、PCやスマホから離れて、趣味でスキューバとか、やめずに続けたほうがいいよって・・・潮騒のメモリーにのせて、誰か伝えて~。
そういえば、セロトニン先生の有田秀穂先生も、海での素潜りはセロトニンが出やすくなるとおっしゃってましたっけ。
★参考本
「セロトニン脳」健康法
★関連記事
怒りやすい人ほど、ネットの利用はほどほどに
消灯後のケータイ、心の健康にも悪影響?
その不機嫌、いらだち、憂うつは、セロトニン不足かも・・・
ネットいじめ、ネット依存の子どもたち
座るときも、背中を持たれかけさせずに、伸ばしているほうがいいです。。。
セロトニンは、朝日を浴びるようにすれば、分泌を活発にすることができます。
私も、ホルモン関係には以前から注目していて、人間というか生き物は、すごいなぁ~と、思っています。
何かのきっかけで、ポジティブな循環がおかしくなってネガティブな循環へ突入すると、心の病気になったり、アレルギーになったり、がんなどの病気になったりするようです。。。
姿勢だけが全てではないですけれど、自分自身が気をつけることができるので、手っ取り早い健康法です。
ストレスに強い心になる、という研究結果もあるようです。
思わず、背すじがピッと伸びました(笑)
>人間というか生き物は、すごいなぁ~と
ですよね。
先日、「地球ドラマチック」という番組を見ていて、セロトニンによって、飛ばないバッタが飛べるように変身してしまうことを知りました。
つまり筋力がついて、引力に負けない能力ができるのですね。
昆虫でも、植物でもセロトニンは、あるそうです。
何かみんなつながっている部分があって、・・・自然の成り立ちを知るほどに、驚くことばかりです。