菅直人議員「2006年、当時、安倍総理は『日本で全電源喪失事態が発生するとは考えられない。爆発やメルトダウンする深刻事故は想定してない。安全確保に全力を期している』この5年後に事故が起きた」安倍先生「それは正にその通り」まるで他人事の様な答弁。原発事故は安倍晋三と東電による、人災。 pic.twitter.com/IP1IC78vWf
— umekichi (@umekichkun) 2018年6月23日
自民党は、2012年の政権奪取の時は、反TPPを掲げていたのに、政権をとった途端に、約束を破りました。嘘なんかついたもの勝ち、国民はすぐ忘れるから・・・そういう政権だということは、その後の彼らにまつわるいろいろな出来事が裏付けてくれる。
また原発に関しても、徐々に減らしていく方向、という当時の国民の意識に調子を合わせるような曖昧な言い方でごましていたが、本音は原発を維持し続けるだった。2015年には、「原発は、重要なベースロード電源として2030年代には原子力20~22%」などと算出している。
→https://www.nippon.com/ja/features/h00114/
無責任な政権が無責任にやってしまったことで、どれだけの損害があったでしょうか。
特に第一次安倍政権のときに福島第一原発に関して津波の危険が言われていたのに、必要な処置を取らなかった。
それだけでも、責任があるのに、実際事故が起こったら、未曾有の災害にオールジャパンで臨みましょうという当時の菅総理からの協力要請も断って、自民党はこの災害を政局に利用、安倍さん自身がメルマガで菅さんへのデマを書き綴っていた。大手マスコミもこれを拡散し、多くの国民はだまされて、日本で最初に「脱原発」の言葉を発した菅内閣は退陣に追い込まれた。
先日起こった大阪の震度6弱・直下型の大阪北部地震は、ひずみ集中帯と呼ばれている地震危険区域の中にありました。
(画像:ウィキペディア)
ひずみ集中帯に関しては、私も4年前に記事にしておりました。
↓
日本の原発と「ひずみ集中帯」より画像抜粋
(画像:報道ステーション 2014年11月)
この記事の中で、原発の位置とひずみ集中帯を試しに重ねてみたら、非常に恐ろしくなりました。
ひずみ集中帯にかかっている原発が5ヶ所もあるのです。
↓
この国の現総理大臣の言動を見るにつけ、このような危機感をまったくもっていないようで、上の動画を見ても、脱力するというか開いた口がふさがらなくなってしまいます。
地震列島日本の原発に対して、命にかかわることなのに、他人任せで何もしない、できない、危機意識のない人たちにこの国を任せていいのかと、国土を守ろうとしないで何が保守かと、思います。
立憲民主党の原発ゼロを心から支持します。下の動画を見ると、日本の政治がようやくおまかせ民主主義から変化してきたことを感じます。
ゼロへの道 ROAD TO ZERO 立憲民主党
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