(写真:時事通信)
■トキひな1羽が巣立ち 自然界で38年ぶり 新潟・佐渡(朝日新聞) - goo ニュース
なんと38年ぶりに、自然繁殖でトキの巣立ちが確認された。
いなくなるのは、あっという間なのに、たった1羽、厳しい自然界で巣立つのには、38年の時間を要した。
関係者の皆様の長年のご苦労やご心労を思いつつ、本当に良かったなあと、とりあえず乾杯。
野生に帰すということは、彼らの生存環境も整えるということだから、トキがいなくなる前の自然環境に戻さなければならないということ。
農薬を使わない昔ながらの里山の農業に戻すというのは、多くの人々の善意や愛情がなければなされることではない。そういった意味でも、今回の快挙は、すごく嬉しい。
だからこそ。
人が壊した環境を、人が再生する。コツコツと小さな努力を積み上げて再生させた自然環境を、一瞬で壊すようなことをしてはならないのだと、つくづく思うのです。
狭い日本の国土の中で、原発国と自然エネルギー国と分けて、どちらかを望む人たちが好きな方に住むというわけにもゆかないのだから。
かつて日本では大空を朱鷺色に染め大群のトキが舞う姿があったといいます。もう一度その姿を夢見るように、私たちは勇気を持って、脱原発の道を選びたい。
トキ巣立ち 不屈の道(朝日新聞デジタル)
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