昨日はインド汁は休み、
福毛兄はお昼から学校という、ゆっくりとした朝だった。
しかし、朝寝坊してもいいと思っていると帰って早く起きる者だ。
いつもあわてて起きる5時も余裕もっての5時起床。
お弁当を作るでもなし、洗濯もご飯もスイッチ一つですんでしまう。
お仏壇と神棚の朝のお供えもすぐに出来る。
こんな時は前からビデオしていた映画を見るに限る。
ということで見た映画は
「フランシスコと二人の息子」
貧しい農家に生まれ、ブラジルの国民的歌手になった
ゼゼ・ヂ・カマルゴ&ルシアーノのお話し。
実話である。
ストーリーは「フランシスコと二人の息子」からリンクして見てね
何の期待もしていなかったせいか、全くストーリーを知らずに見たせいか
(写真がアコーディオンを弾いて歌っていたからビデオしただけ)
思いの外よかった。
いや、
めっちゃよかった
息子達を歌手にする、という父・フランシスコの夢。
音楽が好きだということもあるけれど 一生小作のままにはしたくない。
という父の思いがあったからだ。
父は生活が苦しくても息子達に楽器を買い与える。
その父の夢に息子達も素直について行く。
初めは音痴で楽器も弾けなかった息子達だったが、
めきめきと力をつけてくる。
その息子役の少年達の歌声のすばらしさといったらない。
そしてハモりの美しさ。
何よりも顔が かわいい!!
いやいや、少年達の歌声を聞くだけでもこの映画の価値はあるというもの。
素晴らしいよ。
絶対に崩れないハモりも、すごいよ。
それから悲しい事故なんかもあるんだけれど
青年になった息子達はなかなかレコードを出しても売れない。
新たに録音してもヒット曲が無いからレコードにしてもらえない。
そこで出たのが父親。
ラジオのリクエスト番組に職場のみんなに「いい曲だから」と言って
自分の給料全部を電話代に両替してリクエスト電話をかけさせる。
結果ヒットチャート1位になり、それからブラジルの国民的歌手に駆け上がる。
父は夢を信じ、息子達はいつしかその夢が自分の夢となって
夢をつかみ取る。
う~~んと、ボクシング界にもこういう親子、いましたね。
あれはあれで、素晴らしいと思います。
私がこんな人を夫に選ぶと、どうなんだろう?
家賃も払えなくなり、家を出なくてはならなくなる。
子供7人を抱え、黙って子育てする妻。
これは私には無理。
「こんな生活しなあかんのはあんたのせいや!!」
「しょーもない夢ばっかり持たんと、地に足ついた生活しようや!!」
なんて言ってるやろな。
フランシスコの妻 エレーナは偉い!!
なんかいうたら「あんたな~」と眉間にしわ寄せて言っている私は大反省。
素晴らしい息子達を作るためには
黙って深い愛情でみんなを包み込むことが大切なんですね
努力します
とにかくこの映画、
見て損は無し!!