ちょっとした知り合いから電話があった。
独身時代の知り合い。
旧姓を言わないからわからない。。
え---っと・・・と誰か思いを巡らせて、まさかあいつか?と思ったところで
その名前が出てきた。
こんな事、本当に絶対に絶対に絶対に言いたくないけれど、
ゲッ!!
おぉ、はしたない
用件は友達の連絡先がわからないか?とのこと。
全く知らん!!
本当ならそこで話は終わるところだが、自分の事をまったりした口調で喋る喋る。。。
ところどころ、自慢を入れて・・・
チッ
自分の娘の話もして、大学のことを言い出したから
きっと大学名を聞いてほしいんやろな~~と思ったから
絶対に聞かなかった
そしたら6年通うから、と言いだして、医学部か薬学なんやろな~~と思ったから
絶対に 偉いね~~ と言わんかった
親の話からご主人の話まで
なんだか自慢を交えて話すので、私の耳は受話器にひっつけているはずなのに
遠く火星まで行っていた
「はなちゃん、体重、ご主人より軽いの?」
と突然尋ねられた。
はぁ~~~?
私の耳は火星から私が握っている受話器に帰ってきた。
彼女は今、ご主人より重いらしい。
そういえばその子と最後にあったのは15年ほど前、私がまだ70キロ近くあった頃。
まだそんな体型と思って尋ねたな~~~
「私、あの頃から20キロ痩せてん」
とそこは私が自慢する番。
「前にあった時、はなちゃん、私に痩せてて若く見える、て言ってくれてん」
「へ~~、そう・・・ ちょっとダイエットしたけれど、今は何食べてもそんなに太れへんわ」
へへへ・・・実際はメッチャ気をつけてる
そこで彼女の玄関チャイムがなったのでやっと電話を切ることができたが
電話を思い返しても
やっぱり苦手な人は何年経っても苦手である。
いやいや、前以上に 苦手意識が強くなった。