良しとする。

「侍ジャパン、また韓国と試合するそうやな」

これを言ったのはインド汁。

時は木曜日。

「あんた、もうＷＢＣ終わってますがな
日本、優勝しましたがな
もう日本に帰ってきましたがな」

「ほんまかいな」

なんて漫才みたいなやり取りがあったが、

思ってみればインド汁がそういうのもわかる。

夜中までバイトして、帰ってきて布団にバタンキュー。

次の日の夕方まで寝る。

ちょっとＰＣの前に座ってゲームし、またバイトに出かけ、

帰ってくるのはまた夜中。

今日が何日か、何曜日かわからない状態。

何のニュースがあるなんて全くわからない。

ＷＢＣをしていた、ということを知っていただけでも良しとしよう

 

ワンセグ

侍ジャパン、世界一おめでとう～～～！！

やっぱりイチロー、すごいね。

ここ！というところでちゃんと仕事しはるわ。

すばらしい！！

 

この決勝戦の最後の最後、

３対３　１０回表１アウト　ランナー２，３塁
バッター青木、敬遠
城島　アウト
そしてイチロー

これをバスの中でワンセグで見ていた。

みんなすごいね。

バスの中を見回すと　私の前の人もワンセグ
横の人もワンセグ
外を見ると　道の隅に腰掛けてワンセグ
車の中でワンセグ

みんなワンセグでＷＢＣ

野球に興味のない私まで見ているんだから、このような状況も頷ける。

しかし、私のワンセグ大事なところでよく止まる。

でも今ここでは止まらないでくれ～～～と、

祈る思いでイチローを見守った。

韓国投げた。

イチロー、バットを振っ・・・・・・・止まった

どうなったの？どうなったの？どうなったの？

次に動き出したときにはもう２点入っていた。

え～～～～！？なに～～～～！？

まったくわからん。

でも、点が入ったようだから、しかも２点、許してあげよう。

さすがイチローやね

さぁ、あとは守るだけ。

ダルビッシュ、めっちゃかっこええわ～～

ポンポンと２アウトとって、最後のバッター。

最後の投球。

ダルビッシュ、投げました！

韓国、バットを出し・・・・・・・・・止まった。

どうなったの？どうなったの？どうなったの？

次に動き出したらダルビッシュ、しゃがみかけていた。

なに～～！？

その瞬間、やった～～！とみんなが走りよってきて、抱き合う。

勝ったんや～～

一歩遅れてのやった～～～！！

でも、なんか　なんかやな

ま、勝ったからいいか。

 

 

 

 

ハッピーコーラス

今日は「藤井寺市市民うたごえの会」の演奏会に行ってきた。

この市民コーラスの指導の先生は私が入っている団の先生。

関西ではバリトンの第一人者。

そして、とても愉快な先生。

その先生が指導する「藤井寺市市民うたごえの会」は

なんと１３２人だという。

１３２人中男性一人。

女声コーラスでも混声でもなく、うたごえの会だからだそうだ。

ホールは１４００人も収容できる大ホール。

７割ぐらいは入っていたんじゃないかしら？

前を見ると今はあまり見る事がなくなった緞帳。

緞帳が上がると舞台脇にこれも今ではあまり見ることがないスタンド花。

これぞ演奏会！という感じ。

私の後ろにはおばちゃんのグループが座る。

もう、ペチャクチャお喋りに花が咲く。

そういっているうちに最初のステージ。

最初のステージはグノーのミサ。

１３２人が本当に上手にミサを歌う。

さっきまでお喋りしていたおばちゃん達も黙って聞いている。

とても上手だった。

次はみんなが知っている歌。

「鞠と殿様」や美空ひばりの「愛燦々」「川の流れのように」や「千の風になって」など。

後ろのおばちゃん、何とかして欲しい！！

コーラスが始まったら一緒に歌う。

私は音声多重

いくら舞台で大人数で歌っているといっても 

たった一人で歌っていても

耳元で歌われる方がよく聞こえるっつうの

でも歌えるのは１番だけ

２番になると黙る

そうしたらその歌のおばちゃんの隣のおばちゃんがデジカメを取り出して

ピッピッと操作音を出す

もう、勘弁してください

私が泣きそうになっていると、コーラスは再びサビを歌っている。

後ろの歌のおばちゃんも再び声を張り上げる。

とほほ・・・

でも、これが市民コーラス。

コーラスと観客と一体となった、垣根のない楽しい演奏会。

 

そうそう、このステージではお客さんもコーラスに参加して歌うっていうこともした。

勝手に歌うんじゃなくってですよ

歌は「フニクリフニクラ」

ここは私も大きな声で歌って後ろのおばちゃんの声は聞こえなかった

休憩の間に友達のちーちゃんとちーちゃんの娘さんと合流し、

今まで座っていた席のもう一つ前の席に移動した。

歌とデジカメおばさんからはちょっと離れてラッキー

みんなで機嫌良く、これもみんなでうたおう！というコーナーで

「野に咲く花のように」を大合唱した。

次は先生のバリトンとこの団のボイトレ先生のソプラノの演奏。

私の大好きな歌アラジンも歌われて、こればかりは私も歌のおばちゃんになりかねない状態だった。

私たちの先生はラマンチャの男とサンタルチア、そして最後はやっぱり

北島三郎の「北の漁場」

コーラスの練習中に「イタリアのカンツォーネと一緒なんですよ」と

北～～の～～～　漁場はヨ～～～　

とサビの部分を歌われるが

ステージで全曲聞くのは初めてだったので、

これが「北の漁場」か、と聞き惚れてしまった。

そうそう、コーラスを聞きに来ていたんだった。

最後のステージは「おおさか風土記」

この団にはこの歌がよく合っている。

最初からすごい迫力で歌われる。

これはやはり大人数で歌う歌。

大人数なのによく言葉がわかる。

この歌、知っているからかな～～？

いえいえ、皆さんの練習のたまものでしょう。

ほんまにほんま、食いたおれ、寝させうたと続き、

最後の「なにわの祭り」の最後の最後ではもう、皆さん必死。

聞いている私たちも必死になってしまった。

精一杯力一杯歌っているコーラス、

頑張れ～～！と応援している客席。

なんか、この演奏会で元気になった

 

発声とかハーモニーとか、そういうのも大切だけれど、

ここのコーラスを聴いて、楽しんで歌う、一生懸命歌う。

これが一番なんだって思った。

 

なんだか胸が熱くなってハッピーになった

 

会場から出ると外は　春雷がなっていた。

空も「なにわの祭り」を聞いて祭り囃子を繰り出したようだ

 

心配症

先日ＷＯＷＯＷで映画「歓喜の歌」をやっていた。

大晦日の夜に演奏会を予定しているママさんコーラス。
その日はもう一つ、名前の似たママさんコーラスも予約を入れていた。
文化会館のダブルブッキングから巻き起こる騒動・・・

めちゃめちゃ面白い映画だった。

でも、これを見て不安になった

７月の演奏会・・・

これ、口約束

契約書も何も交わしていない

ただ、私の名前と電話番号を言っただけ

翌日、すぐに会場に電話する。

 

「大丈夫ですよ」と言われ、

ホッとする。

心配性のＡ型の私はこの先、何回も電話するに違いない。

 

この性格、困ったものだ

おじばぁ～

今日はお彼岸の中日さん。

お墓参りに行く電車の中でのこと。

今日は私一人でのお墓参り。

一人ですることもなく、地下鉄の路線図をじっと見ていると

私の目の前に割り込んできた人がいる。

こんな割り込み方をするのはおばちゃんしかいない。

チッと口の中で舌打ちをし、おばちゃんを睨むと

えっ！？おじちゃん・・・？？

後ろ姿は髪の短いパンチパーマのおじちゃん。

ヒャ～～、こわ～～

今度はこわごわ見ると、斜め後ろから見えるほっぺたが

どうもファンデーションを塗っているような・・・・・

えっ！？おばちゃん・・・？

これくらいのおばちゃん（推定６５～７０歳）っておじちゃん化している人が多いからわかれへん

どんな顔してんねん？って思って覗き込むが顔は見えない。

かわりに手が見えた。

手を見るとゴツゴツしている。

えっ！？おじちゃん・・・？？

 

もう、混乱してきた。

ちょっと引いて後姿を見ると、

やはり頭からはみ出したほっぺたにはファンデーションが・・・・・

やっぱりおばちゃん。。。

どっちやねん

どっちでもええ話やけど、気になんねん

そんなコンなしているうちに駅に着き、

お彼岸の人の波に飲み込まれた私は

その人の性別確認もできぬまま、

なんだか忘れ物をしたような気分でお墓参りに行った。

 

南無大師遍照金剛・・・・・

心の余裕を取り戻せ！！

ちょっと見ではわからないが、ここのところずっと暗い

理由は思うように歌が歌えないから・・・

声も思うように出ないし、音もはまらない

どうしたことか？？？

 

変な話だが、

私はコーラスの練習が終わった後、

今日は勝った！　今日は負けたなんて思っている。

誰に、っていうことでなく、自分にである。

 

歌はとても楽しい。

だけど、自分への挑戦。

 

ここのところ、負け戦ばかりである。

練習中のテープを聞いても

「もういや」という自分の声が入っている。

 

練習すれば練習するほど、
焦れば焦るほど、

うまくいかない。

ちょうど今のイチローみたいなものだろうか・・・？

（いいように言いすぎ？）

 

今の私にはあまりにも多くの課題がありすぎで

それに負けているのかも？

ちょっと歌から離れてゆっくりしてみるのもいいかもしれない。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
ふとベランダを見てみると、花が美しくベランダを彩っている。　

　　　　　こんなことにも気がつかなかったってことは

心の余裕がなかったってこと？？

歌がお粗末になるのもわかる気がする。

今日はフィガロもフォーレもメンデルスゾーンも啄木も全部忘れて

ゆっくりとお茶を飲んで大好きなノラ・ジョーンズでも聞いていたい気分だが・・・・・

 

これから仕事・・・

いつになったら私の心の余裕は取り戻せるのか？？

 

 

夜空

夜空を見るのが好きです

夜空は宇宙そのものだから

大阪で見る宇宙はとても狭く、くすんでいますが・・・・・

それでも私は想像力を借りて　宇宙の中の自分を感じます。

そのときのＢＧＭはいつも

「宇宙戦艦ヤマト」

 

今はこの夜空を見てこの空の遠く果て、

本当の宇宙に若田光一さんがいる。

（まったく面識はありませんが・・・）

そう思うだけでなんだかワクワクしてきます。

 

また私の中に「宇宙戦艦ヤマト」が流れ出しました。

おっさんのレジ

スーパーのレジ・・・

私はおっさんがレジをしているところには絶対に行かない。

おっさんは本当にどんくさい。

レジ打ちが遅い。

そしてなんだか情けない感じの人が多く、悲哀が漂う。

 

今日もおっさんのレジには長い列が並んでいた。

みんな、何も言わないけれど、

無言の中にもものすごい重苦しい怒りがあらわに見えていて、

隣のレジの若い女の子の眼は泳いでいた。

 

それにしても女性はレジ打ちが早い。

要領がよい。

そして、喜々としている。

 

女の方が長生きするのが、何となくわかった。

 

さくら

今日、難波まで歩いて行くとき、

さくら？？

もう・・・

確かに桜です。

もう咲いているんですね。

春やね～～

寒い日が続いていますが

確かに季節は巡ってきています。

ちょっと暗い日々を過ごしていた私には

こんなちょっとしたことが

　　　　　　　感動　　　です。

元気が出ました。

こんなん言われました

火曜日のコーラス練習後、ランチに行く途中、

新しく入った方に言われてしまった。

はなちゃんさんって
　　　大沢あかねに似てますね。

うふっ、うふっ、うふっ

思い起こせばこれまで山田邦子に似ているとか、

（これは私も納得だった）

喋れば上沼恵美子みたいや～とか

そんなことしか言われなかった私。

 

大沢あかねに似ているといわれても

山田邦子のまちがいちゃうの？と聞いてしまう悲しさ

その上、それっていいことやんね？と確認。

ほめられ慣れていない私はとても不安

ほんと、悲しい・・・

「いえいえ、はなちゃんさん。
見れば見るほど大沢あかねにそっくりだわ」

ここでやっと素直に
「ありがとう～～～」と喜んだ。

そういえば　ここのところ、
鏡を見てなかなかいけるやんって思っててん

日がたつにつれてこの喜び、増してくる～～

大沢あかねちゃんってかわいいもんね

ここであらためまして、
大沢あかねちゃん、ご結婚おめでとう～～