あの日からもう1週間近く経つというのに、まだ昨日のことのようであったり、はたまた半年ほど前のことのようであったり、それどころか、まだこれからのことであったりする。
7月18日海の日・快晴
とうとう私たちの演奏会
朝9時半に楽屋に行くと相方のヒラリー夫人はもう来ていた
二人で声出しをしていると先生がいらっしゃり、緊張~~
楽屋からステージに移動し、ピアノと歌う位置を確認
そのうちに伴奏の先生が来てリハーサル開始
第1ステージは夏のメドレー 童謡唱歌のメドレー 第2ステージは朝の連ドラの主題歌5曲 やっぱり歌詞を間違えて、本番への不安を残す。 そして私たちの集大成、フィガロの結婚 2人芝居。私が台本を書いたもの。 リハーサルではセリフも歌もバッチリってことは、これまた本番が心配 リハーサルで失敗した時は本番は上手くいく、反対にリハーサルで上手く行った時は本番は失敗する そのジンクスを断ち切るために、強い心を持たなくては!と自分に言い聞かせる。 とは言ってもリハーサルが上出来だったので、どうしても浮ついてしまっている。 リハーサルを終え、楽屋で昼食をとり、髪のセットや着替えをしていると、お客様がいっぱいだ、補助椅子を出してもいいか、という嬉しい連絡が入り、私は皆様への感謝と共にまたまた舞い上がる。 いつもの本番前は楽譜を穴が開くほど見、イヤホンわ耳に突っ込み何度も何度も小声で練習しているのに、今回はるんるんフワフワ この時点であのジンクスはどこかに行ってしまっている ほれ、この本番前の嬉しそうなこの顔 美しい…… いやいや
「リハーサルでうまくいけば本番がいまいち」「リハーサルで手こずれば本番は成功する」、ここら辺り実に人間的なのと同時に、何か特定の法則でもあるのか? 興味深いですね。
かくいう小生は右手人差し指の爪の怪我も全快し、一時「皮膚はおろか肉まで!!!!が露出し」小銭を掴むのも一苦労だったことが嘘のようです…今期の梅雨の安定した気温・気圧が作用したものと思われ心強い一心です。
これからは夏たけなわ、唄って良い汗をかき、肌の艶も真珠の輝きを増すことを期待しております―続報お待ちしています!