八島湿原では、ヤナギランが見頃を迎え、マツムシソウが咲きだしたとのこと
台風が来る前に、見に行ってみましょう。
前回 八島湿原を訪れた際には
湿原の外側に連なる 蝶々深山なども歩きました。
今日は青空が広がって 眺望が期待できそう
お花は期待薄だけれど、鷲ヶ峰に登ることにします。
八島湿原の入口から わずかに登り
ニホンジカの防護柵から出て、 登山道に入りました。
近頃は シカの食害から植物を護るための柵が あちらこちらで設置され
それなりの効果がでていると 聞きます。
霧ヶ峰でも、柵の中では ニッコウキスゲの絨毯が 復活したようですが
防護柵以外の有効な対策がみつかるまで
私たちにできるのは、出入り口の扉を しっかりと閉めること。
ツリガネニンジンや ウスユキソウ、ハクサンフウロ、コウリンカなどが
ポツリポツリと咲いているのを 見ながら 撮りながら
わずかに登ると、背後に湿原が見渡せるようになります。
蓼科山や 八ヶ岳南部の山々が見え始めましたね。
八ヶ岳の右に、うっすらと 富士山、さらに 右は南アルプス
今日は 月曜日なので、眼下の駐車場は まだ余裕のようです。
左手に 、諏訪の町と 中央アルプス、御嶽山を望みながら進んで行くと
おお
穂高から 大キレット、槍ヶ岳が見えるではありませんか。
手前の丘のようなピークは 鉢伏山ですね。
日射しは それなりに暑いものの
さすがに 1700m 越えは カラッとした空気が 気持ちいい
小ピークからは 360度の眺望で、八ヶ岳は稜線がすべて露わに。
でも、残念なことに、北側は 雲が多くて 浅間山すら わかりません。
反対側の 中央アルプスも、もう霞んできましたね。
今日も 猛暑日の予報です。
前方左側に見えている 山頂までは、あとわずか。
こんな稜線歩きなら、もう少し 長くてもいいんですけど。。。
鷲ヶ峰山頂(1797.9m)に到着
ここまで来ると、美ヶ原が よく見えます。
残念ながら、槍ヶ岳は 穂先が見えるのみ。
この方向から 見る(見えた)のは 初めてかも・・・ の 南アルプス
仙丈ヶ岳が一番大きく、北岳は その左手に。
さて、戻りますか
ツリガネニンジン/コウリンカ * ハクサンフウロ/コオニユリ
他に、クルマバナ、エゾカワラナデシコ、ウスユキソウ、オトギリソウ
ヤマハハコ、ノコギリソウ、イブキボウフウ など。
ここでは、もう 秋が 始まっていますね。
そういえば、明日は もう 立秋です。
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湿原に下りてきました。
一休みしたら、一周してきましょう。
6月~9月に 見られるお花 70種類の写真が 掲示されていますが
全部 見られるかな
ヤナギランは、全体的には ちょっと盛りが過ぎた感じ
ワイルド系の シシウドや オオカサモチ、ウドが花盛りです。
キンバイソウは すっかり終わり
咲き残りの クガイソウに代って、ヤマトラノオが花盛り
今年は やはり 花が早いです。
アサマフウロ/タチフウロ * ハクサンフウロ/アサマフウロ
よく見る シモツケソウと アカバナシモツケと の違いは
痩果のわずかな違いのみだそうですから
この時期 (私には)違いは わかりません。
アカバナシモツケ/エゾカワラナデシコ
ワレモコウ
メタカラコウ/ホソバノキリンソウ
黄色いお花は、他に マルバダケブキ、キオン、コウゾリナ、オトギリソウ、クサレダマ
人気者のマツムシソウは、これからが盛り
砂利道脇に たくさん 咲きます。
タムラソウは 最初の 一輪かな
シラヤマギクや ゴマナなど、秋のお花も ぽつぽつと。
タムラソウ/ノハラアザミ
オミナエシや ヨツバヒヨドリ、シュロソウ、チダケサシは 元気いっぱい
チョウや ハナアブもね。
他にも、イワアカバナ、ノコギリソウ、クサフジ、ナンテンハギ
イブキボウフウ、バアソブ
湿原の中、遠くに サワギキョウ
ツリガネニンジンは 少し遅めながら、あちらこちらに。
標高 1600m を越えている湿原でも、お昼前後は やはり暑いけれど
少しの歩きで これだけのお花が楽しめるのは 嬉しい
また いつか 来てみましょう。
私は、それからたぶん十数年後、まだ山歩きはほとんどしてなかった頃
テニスクラブの友人たちと家族連れで訪れて、ニッコウキスゲの斜面に喜んだものでした。
もう会うこともできなくなった方も数人いて、懐かしい思い出です。
あ~ぁ、年をとっちゃったなぁ。。 と、ここに来ると、そう思います。
お盆が過ぎたらですね、とりあえずは、三ツ峠のレンゲショウマかな。
今年は簡易柵を設置したので、食べられずにすんだかもと期待しているんです。
その後はまだ 出かけるかどうかも決まってないんです。山が遠いです。
私の高山植物との初めての出会いだったかもしれません。
もちろん柵など何にもない野原いっぱいだったのを覚えています。
で、この「七島八島」の表示板の周りをみんなで囲むようにして撮った写真があったはずだなぁと
懐かしく思いながら拝見しましたよ♪
お盆過ぎたら、どこへ行くのかな(^^。
高原は、朝は特に涼しくて気持ちいいですね。
お昼頃は やはり暑いですが、日陰に入ると かなりいい感じ
風が少し吹けば、もう天国です。(ちょつと大げさ )
次のお出かけは、お盆が過ぎてからね。どこに行けるかな
nousagiさんは、帰省は?
高原の風は涼しくて、
日差しの暑さを弱めてくれますよね。
たくさんのお花も嬉しい。
せっせと出歩かなくてはね・・・
このあたり、なだらかな緑の連なりに癒されますが、これまではガスで見晴がなくて
今回、鷲ヶ峰からぐるっと見渡して、ようやく全体がわかりました。
>ナンチャラ山って名前
↓ のサイトはいかがでしょう。
https://chigai-encyclopedia.com/yam_take_mine/
ここにも書いてありますが、明確に区分するのは難しいみたいですね。
と思ったら霧ヶ峰の他に鷲ヶ峰ってのがあるんですね。
ちなみにナンチャラ山って名前にはならないんですねぇ。
シナノフウロって、なぁに。。 まったく何書いてるんでしょ
アサマフウロです。
ついに、ボケの足音が、ヒタヒタと聞こえるようになりましたわ。
この季節には見に行きたくなります。
湿原の入口から右手の御射山方面に行くと、群生があります。
キンバイソウもこちら側です。そうそう、日陰もね。
ぐるっと回って、奥霧小屋への広い砂利道は暑いしつまらないかなと思ったら
マツムシソウやシナノフウロやワレモコウなど、たくさん咲いてました。
お花は、今の時季が一番種類が多いようです。
鷲ヶ峰は柵の外なのでお花は少ししかないけれど、お天気がいい日は爽快です。
ゆるゆる歩きたいときにいいですね。
ウドたちの中で優しいピンクが映えますね♪
湿原ではナデシコがまだ見られるんですね。
八方池周辺のはもう終わっていました(山頂方面ならまだあったかもですが)
私も以前この湿原から、蝶々深山の方へ抜けましたが、
霧ヶ峰のお花を期待していたら、ここの湿原の方が花が多かったので、
もっとまじめに撮ってくれば良かった、と思った記憶。
鷲ヶ峰とのセット、いいですね。
今度このコースも歩きたいと思いました。