ジャコウソウに比べて 出会いの少ない タニジャコウソウは
山地の谷間に生える多年草で
花柄が 3~4cmと長く、花色は濃紅紫色で とても目立ちます。
大小の蕾が 出番待ちでした。
花冠は ジャコウソウよりもやや小さく
雄しべは 4個(長2、短2)
この画像では1つに見えていますが、雌しべの先は 2裂します。
今回は 咲き始めたばかりで、開いたお花はわずかでしたが
この艶やかな蕾も なかなか良いですね。
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野や山は 実りの季節に移りつつありますね。
この日も 果実が目につきました。
つる性のサルナシ
実を割ってみると キゥイフルーツのよう
美味しいそうです。
イヌビワは イチジクの仲間
名に「イヌ」とあるので 食べられないのかな。
↓ 赤くなった実がありました。
イヌビワの受粉のしくみ は
このブログの「オオイタビの花嚢と 受粉のしくみ」で。⇒ ★
ケンポナシ
ふくらんだ花序の軸(茶色の部分)が食べられます。
他に、ハダカホオズキの緑色の実や ウメモドキの赤い実なども。
イヌビワのイヌとは食べられにことを意味するのですか???(*^▽^*)
「イヌ」や「カラス」などは、食べられないものや薬効がないものなど
ニンゲンにとって有用でないものの名につけられているようです。
わかりやすいものでは、サンショウに対するイヌザンショウやカラスザンショウ
他にも、イヌショウマやイヌセンブリなどたくさんあります。
わかりやすいと言えばその通りですが、ワンちゃんには失礼かもしれませんね。
サルナシは美味しいと聞いていますが、やはりそうですか。
これはまだ固かったので試してみませんでしたが、次は食べてみます。
サルナシ酒はどんなお味になるんでしょうね。
フルーティーなんでしょうが・・。お味見してみたいです。
実だってそういう面はあるでしょうけど、
それにしてもキウイに似すぎ。
サルナシはベビーキウイとも呼ばれるんですって。
ホント、緑色の果肉も黒い種もそっくりですよね。
つるっとしているので皮は剥かないでいいし、お味も良いそうですから
見つけたら試してみてください。
いつも見てくださってありがとうございます。
kinushiさんの山記事を楽しみにしてますね。