同じ山名でも
甲府近郊の 山梨百名山ではなく
上野原市にある要害山へ。
バリエーションルートを歩きました。
鏡渡橋8:45-9:35要害山9:55-10:15570 ピーク10:25-10:55コヤシロ山
-11:18墓村分岐-11:37御林峠(十文字峠)12:17-13:20和見入口バス停
傘マークのついていた日曜日の天気予報が 前日になって お日様マークに変わり
それならやはり 歩きたいと
今回は nousagi さん と お友達の K さん、I さんの山行に ご一緒させてもらいました。
nousagi さんの今年のテーマは 地図読み山行だそうで
今回も 地図に登山道の記されていないルートを歩きます。
上野原駅から タクシーに乗って 鏡渡橋先の登山口へ
要害山と書かれた案内に従って 左手へ登っていきます。
杉の木は 恐怖の 赤茶色です
マンサクや梅の咲く 集落の中の舗装道路を 緩やかに登っていくと
眼下に 里山風景が広がり
行く手に お椀を伏せたような かわいらしい要害山が見えてきました。
中腹から上は すべて広葉樹の、なんてすてきな山でしょう。
カーブミラーのある T 字路を右折していくと
赤い鳥居へ続く石段と、その下に伸びる登山道が分かれています。
六級社の認定証が掲げられている
山神社に手を合わせ
神社の裏手から登山道に合流しました。
標識に従って 杉林を少しだけ進むと
すぐに自然林を登るようになります。
ここには 桜の木が何本も植えられていて、春には 桜色の帽子を被ったように見えるのだとか
想像しただけで嬉しくなります。
地図には登山道が記されていませんが
赤いテープがつけられ、またしっかり踏まれていて、迷うようなところはありません。
新緑の頃には 緑の渦に包まれそうな空間もありました。
南面の登山道は暖かで、今日は半袖でもいいくらいの陽気
登山口からゆっくり歩いて 50分で 秋葉大権現の社がある 山頂に着きました。
要害山 山頂 西側から見た 2本の大杉
低山ながら かつて 砦があったという山頂からの眺望は抜群で
北側奥には 笹尾根が
南西側には富士山
手前に談合坂のサービスエリアも見えています。
西側には 扇山、権現山がすっきりと見えました。
先行していたグループが出発して静かになった山頂で しばし眺望を楽しんだ後
二本杉方向へと進みます。
ほんの 数分下ると 石灯篭の置かれた分岐で
右は登下(とっけ)、左へは大倉
直進方向へは、権現山と書かれています。
ここは そのまま権現山方向へ。
夏には ヤブになりそうなところを過ぎると
右下はトッケ沢、左下は大倉大沢に落ちている
岩混じりの 痩せ尾根を進むようになります。
二、三回アップダウンして
小さな祠の置かれた ピークにでました。
当初は、ここが コヤシロ山かと思い
I さんが西に下ってみてくれましたが
570 ピークであろうということになり
(実際には540峰だったようです )
テープの見える 右手(北方向)へ、滑りやすい急坂を下っていくと
ネットの記事で見たとおり、鞍部には トタンに囲まれた小さな祠があり
100m程先にも
もうひとつありました。
さらに登りかえして、なだらかな山頂の コヤシロ山へ
立木に巻かれた 黄色いテープに 「コヤシロ山」 と書かれているということでしたが
先ほどのグループが ちょうど休憩に入るところで、確認し損ねてしまいました。
(このようなときは しっかり確認せねばと、反省)
コヤシロ山へ コヤシロ山頂
コヤシロ山からは、北西方向の左手へ 植林の中を 踏み跡をたどって進むと
やがて、広葉樹と笹の道になりました。
途中、右斜め後方へ分岐する道は枝で塞がれ
朽ちて倒れた道標は読み取れませんでしたが
墓村、用竹への分岐のようです。
竹かな?
二本杉へと延びる枝尾根からはずれ、山腹を巻いて進むと 御林峠(十文字峠)で
なんと、ここが 今日の行程での 最高地点 (708m)です。
ここの標識も落ちていたものの、それぞれの方向を指し示すよう置かれていました。
地面に置かれていた 指導標
「用竹」「芦垣」「和見」「権現山」 の文字が見える
この峠までくれば 一安心。ここからは 芦垣方向へ破線を下るだけです。
日当たりのよい登山道の小広くなった場所で
nousagi さんと K さん I さんが行ってきた モロッコ旅行のお土産話など聞きながら
楽しいランチタイムにしました。
下山道の芦垣尾根は、広くしっかりとしていて
雨降から下ってきたという マウンテンバイクの一団に会いました。
途中で尾根からはずれ、峠から35分
梅の花咲く 芦垣集落へ下ると
神社の脇に権現山登山口の標識がありました。
その後、手入れされた庭や 蔵のある 広いお屋敷と、長閑な山里の景色を見ながら
和見入口のバス停へ。
さらに3区間を歩いて(待ち時間が長かったため) バスで上野原駅に出ました。
陽光のふりそそぐ この季節の里山歩きは とても気持ち良くて
急な参加を快諾してくださった三人に感謝しつつ、山日和のハイキングを終えました。
陽だまりハイキングにいいですね♪
それにしてもはなねこさんはこの辺りの山に詳しいですね・・・
そろそろあそこのあの子に会いに行かないと~って
忙しい季節になりますね(^^♪
この要害山は 面白い形だね・・・ドームみたいだ。
はなねこさんの山レポで 花の写真が無いのは 珍しいですね。
(*’-’*)アハハ♪
バリエーションルートって面白そうだね。
ね♪ 可愛い形の山でしょう?
下山したところからも同じように見えていて
あ、あそこに登ったのね・・・と、すぐわかりましたよ。(^-^)
このあたりの山?
ぜんぜん詳しくなんてないんです。
いつも行くところは決まっていて、もう少し開拓したいなぁと思ってるんですよ。
お花の咲くところをたくさん知っていると、楽しいですものね。
山梨だと、甲府の近くにありますが
他の地方にもあるそうですよ。
要害って
地形がけわしくて守りに有利な場所、とか、砦という意味だそうです。
お花の写真ね・・・
梅もマンサクもスミレも、みんなブレてましたの (^_^;)
「ようがいさん」か「ようがいやま」でしょうか。
要害の意味は、上に書いたとおりで
山頂に砦があったようですから、そのままの名前ですね。
バリエーションルートはしっかり下調べしないといけないし
歩いているときも、緊張感があっていいですが
私はまだちょっと不安です。
不思議な名前の山だと思っていたら、
はなねこさんもご一緒だったのですね。
ただ、山頂目指して登山道を歩くだけでなく
地図を片手に思い描き目的地を目指し歩く。。。。。いいですねぇ~
楽しみ方も千差万別ですね。
要害山、私もかなり前になりますが登った事がありますが、低山ながら展望が良いですよね。私はバリエーションルートに長い事はまっていましたが、道標を頼らずに地図が頼りの山歩きはかなり楽しいですよね。 hide さんの仰る通り、同じ山歩きでも楽しみ方は色々ですね。
地図読み山行は、緊張感があっていいですね。
低山やヤブっぽいところが面白い気がします。
とはいっても、展望があったり、お花があったりすると
うれしいですね。
時々はこんな歩き方もいいと思いました。(^-^*)
フクシアさんは、登山のベテランなのですね♪
バリエーションルートもかなり歩かれたのですか・・・
お花の咲く場所をよくご存知のはずですね。
それに、歩くのもとても早くて、びっくりしました。
また、いろいろと教えてくださいね。(^o^)