風が吹いた翌日、ムクロジの実を拾いに行きました。
葉を落とした枝先に 実が見えています。
トリミングで
落ちていた実 (後ろは ムクロジの葉)
(公園だと 持ち帰りに制限があるかもしれません。)
落下点が 硬い石畳だったことで
蓋のような部分が 欠けているものがほとんどでしたが
土の上に 一つだけ 無傷のままで 落ちていました。( ↓ 左)
実の直径は 2~3cm
蓋のついた ガラスの壺のよう な ステキな形をしています。
この蓋のようなものの正体はというと
「1個の雌花には 実のもと(心皮)が3つあり、そのうちの1個が育ち
残りの2個は ポットのふたのような形で残る。」 だそうです。
(「身近な木の実・タネ」実業の日本社」より)
拾ったなかに、実が2つ ついているものがありました。
蓋のような部分は 中央の1つだけ・・ 数は合ってますね。
少しシワの寄った実を振ると
中の種が コトコト動くのがわかります。
種は 黒色で硬く、直径 1~1.3cm
数珠にしたり、羽根つきの玉に使われていたのだそう
昔々の子どもの頃に
羽子板でついて遊んだのは、これだったのね。
種の中身は、食べられるということですが
硬くて 取りだすのがタ~イヘン
四苦八苦したものの
無傷のままの中身を見ることはできませんでした。
(電子レンジで加熱後に割ったため、変色したかもしれません。)
煎ってから 食べてみると
うん 美味しい
味は ピーナッツや アーモンド、煎り大豆にも 似ているかな
(食べる場合は 自己責任でお願いしますね。 )
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
果皮には サポニンという成分が多く含まれていて
(ちなみに、英名は soap nut tree )
昔は 日本でも 洗濯に使われたことが あったとか。
台湾旅行のお土産に 無患子石鹸を頂いたこともあります。
もっとたくさんの実を集められたら、洗濯をしてみようかな
そうそう
いつか山友さんがトライしていた シャボン玉も、やってみましょうか。
知らなかったぁ。
これは拾いにいかなくちゃ。
もっと簡単に取りだせたらいいのにね。
来年はツノハシバミですね 忘れないようにしなくちゃ。
食べられるの? と聞こうかと思っていたら
ちゃんと味見済ですね。(^^)
そう、ちゃんと味見済みですよ。
なかなか美味しいのですが、取り出すのがタイヘンなんです。
なので、今年はもういいかな。。。と。
今日は寒かったけれど、テイカカズラを見に行ってきました。