三ツ峠ネットワークの8月例会に参加してきました。
***** **********************************
三ツ峠山荘へと向かう 登山道沿いの草本は さらに 少なくなって
カメラを向けるのが タニタデやイケマ だなんて、悲しすぎる
ここには、レンゲショウマやら オオバギボウシやら クガイソウやら ヒヨドリバナやら
ずっとずっと途切れることなく 咲いていたのにね。。。
ネットワークの先輩たちと、そんなことを 嘆きあいながら 登って行きました。
。。。。。 。。。。。 。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
午後からの草刈作業で 防鹿柵の中へ入ると
そこには お花いっぱいの夏の草原が 広がっています。
咲いているのは
ツリガネニンジン、シュロソウ、ノハラアザミ、セイタカトウヒレン
ワレモコウ、コウリンカ、ヒヨドリバナ、オカトラノオ、トンボソウ
カワラマツバ、ソバナ、トモエソウ、クサレダマ、タムラソウ、ヤマハッカ
クガイソウ、オクモミジハグマ、タカオヒゴタイ(蕾)、カイフウロ、フタバハギ
キリンソウ、コオニユリ、ヤマハハコ、ノコギリソウなど
お花が咲いていれば、ハチもアブも蝶も 集まってきますね。
ノハラアザミの レストラン
カイフウロにも
ヤマハハコや セイタカトウヒレンにも
。。。。。 。。。。。 。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
登山道沿いには ごくわずかしか見られなかった レンゲショウマも
柵の中では 伸びやかに
柵の中と外の あまりの違いには、わかってはいても 堪えます。
今後、柵の外に お花が戻ってくることは もう 期待できないでしょう。
せめて、柵の中のお花たちが はびこる笹に負けてしまわないように
蝶や虫のレストランをなくさないために
少しでも お役にたてたらいいなぁ と 思うのでした。
鹿害、深刻ですね。
柵は悲しいけれど、今ある花を守るには
他に手はないんですね。
テンニンソウやアザミですら見られなくなって、ホント悲しいです。
鹿だって、生きるためには食べなくてはいけないですから。。。
他の山でも鹿柵を設置していて、柵の中ではお花が復活しているようですね。
現段階では、柵しか有効な対策がないようです。