
クロヤツシロラン(黒八代蘭) ラン科 オニノヤガラ属
昨年 種子を見た 竹林に、クロヤツシロランの花が咲いていました。
株全体の高さは 4~5cmほど
葉緑素を持たない 菌従属栄養植物です。
薄暗い 竹林で この地味な色の花を見つけるのは、容易ではありません。
( 私には 見つけられなかった。。。 )
タイミングよく、日が射してきました。
こうしてみると、なかなか 綺麗ですね。
正面から見ると、やはり 渋い
蕾は、おおよそ 4日で開花するとのことです。
こちらは、別の株。 上の花と比べると、色が薄いですね。
出てくるときに 落ち葉が邪魔になって、茎が曲がってしまったようです。
クロヤツシロランに初めて出会った嬉しい日でしたが
残念なことに、 マクロでは うまく撮れませんでした。
そして また 別の日
今度は、しっかりと覗き込んで お顔を拝見 すると
おや 案外 可愛いらしいですね。
両脇に 小さな耳のように見えるのは側花弁です。
萼片はふっくら
白い球体のようなものは 葯で
唇弁には 白い毛が生えていて、中央に 二筋の隆起があります。
早くに咲いた花は、もう 結実していました。
それまで地味な印象だった クロヤツシロランは
実際に見ると、渋くて存在感のある とても魅力的なランでした。
来年こそは、自力で見つけたいものです。
***************** こんなのも 見ました *****************
の形がキュートな キノコ
ぷっくりとした ツチグリ
何だか ちょっと 美味しそうに見えました
いつもいつも知らない花ばかり出て来て大変勉強に
なります。良くも まー こんなに知っているもんだと
感心ばかりしています。そのうち植物学者にでもなっ
てしまうのでは??。
お花の写真を撮り始めてから
今まで目にしてはいても、実際は見ていなかったことに気づきました。
いいお年頃
身近に咲いている花ですら 同定に自信がなく、迷ってばかりですが
楽しんでいます。
お花が終わったら、私も紅葉のお山に行きま~す。
<紅葉のお山>はどこに出掛けるのでしょう!
ところで、モミジの紅葉(?)ってどのように色付くか分かりますか? 今回の山行で不思議な写真を撮ったので見にきて下さい。
朝日連峰に登られたのですね。
私はまだ登ったことがありませんが、いい山だと聞いています。
10月にハクサンイチゲが見られるなんて、ビックリですね。
雪が遅くまで残っていた場所なのでしょうか。
紅葉の不思議な写真は、私も似たような葉を見たことがありますが
何故そんな風になるのかは、ゴメンナサイ、わかりません。
やまさん、今後もよろしくお願いします。