ノハカタカラクサとは トキワツユクサ(常盤露草)のこと
南アメリカ原産の 要注意外来生物で
近年、我が家周辺でも かなり増えてきました。
ノハカタカラクサという
とても言いにくい カタカナのつながりは
漢字だと 「野博多唐草」
花弁と萼片は3枚、6本の雄しべと 1本の雌しべ
花糸には白い毛が密生していて
ありふれてはいても、よく見ると きれいなお花です。
ノハカタカラクサ 別名 トキワツユクサ
【 ツユクサ科 ムラサキツユクサ属 】
そして
先日、カワトンボを見た水辺に生えていたのは
ノハカタカラクサによく似ているけれど
こちらのほうが 花が大きく、茎が緑色です。
調べてみると、こちらは
ミドリハカタカラクサ(緑博多唐草)という名
気が付いたのは 水辺だったけれど
その後、あちこちに群生しているのがわかりました。
茎が紫色の ノハカタカラクサ(トキワツユクサ)に対し
ミドリハカタカラクサの茎は 緑色
花の大きさは
ノハカタカラクサ < ミドリハカタカラクサ
混じり合って咲いている場所がありました。
(茎を引っ張って ) 並べてみると
↓ 左が ノハカタカラクサ、右が ミドリハカタカラクサ
茎を見れば一目瞭然だけれど
花の大きさや 葉などの様子 にも 違いがあります。
もっと 詳細な比較は、なかなかさんの こちらのページ で。
オオトキワツユクサ も載っています。
しかし、「ノハカタカラクサ」って、やはり 言いにくい ので
これまでどおりに 「トキワツユクサ」と 呼ぶことにします。
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おまけの話
トキワツユクサは ツユクサの仲間で
花弁は、どちらも 3枚ですが
ツユクサの 3枚目の花弁は
白色で小さく、また、雄しべの下にあるため
ちょっと見わかりにくいです。
ご参考までに
一度見つかると、その近くでは かなりの群生になっていたりしますので
外来の植物は、やはり油断がならないなぁと思います。
ツユクサの雌蕊のない花を見たことがあります。
これからシーズンに入るので、出会えるといいですね。
写真を見直してみたら茎は緑色をしていました。
トキワではなくてミドリハカタカラクサのようです。
https://sorairo02.exblog.jp/28064383/
訂正出さなくちゃですね(^^;
しっかり見ていてさすがはなねこさん!
シロウトの私は、どちらも トキワツユクサでいいかなと思ったりもしますが・・。
しかし、外来の植物は繁殖力が旺盛ですね。
今日もた~くさん咲いてました。