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コミカンソウは
一般的には 「雑草」とひとくくりにされてしまう植物でしょう。
あるとき、こんなに可愛い実がついているのを見つけました。
大きさは、直径約3mm
コミカンとは言え、あまりの小ささです。
こちらは もう色づいています。
右側の小枝は 鈴なりですね。
裏返して見ると、ゴマ粒ほどの大きさの花が。
花弁は六枚。 色が薄い こちらは雄花です。
球体になっているのは、すでに結実したもの
コミカンソウは
小枝の基部から中央部には雌花が、先端部には雄花がつきます。
探してみると
ありました。 これが雌花です。
見苦しいけれど、大きさがわかるように 指を入れておきましょう。
トリミングで
雄花(左側) と 雌花(右側)が並んでいました。
お花の大きさは、なんと 約1.5mm。 老眼には見えませぬ。
(マクロで撮って さらにトリミングしました)
蕾・開きかけ・開花 と 状態が少しずつ異なるのは
結実のための戦略なのでしょうか。
コミカンソウは、昔々は 道端や畑の縁などで たくさん見かけた記憶があります。
当時は、「小さくて 地味な 雑草」 など 見向きもしなかったけれど
知ってみれば、こんなに楽しい野草だったのでした。
試してみませんでしたが、さて、お味はどうでしょうね?
その頃は小さい蜜柑のような、って気がつかなかったような。
それにしても小さ~いお花ですね。
以前は けっこうよく見る「雑草」だったように思います。
ここでも、草刈のタイミングで見られる場所が年ごとに違っていたりします。
お花は小さくて、ホント苦労しますが
楽しい植物って、そんなことが多いかも・・・
葉の裏を見てしまいます
、、、、、、、が、我が家の庭には、
ニシキソウ「錦草」や、コニシキソウ「小錦草」がたくさんありまして
わからなくなります、、、
コミカンソウという名前がいいですね。
実と花が「簪」みたいに見えて、可愛らしいですよね。
写真を撮ろうとするのですが、いつもボケてしまいます。
コミカンソウは雑草とは思えない響きで、名前で得してますね。