大雪山(2) からのつづきです。
朝5時すぎに出発し、お花を見ながら のんびりゆっくり歩いて4時間あまり
たおやかな山容の北海岳に到着しました。
涼やかな風とともに 目の前に広がったのは 素晴しい 大パノラマでした。
左手は、北海道最高峰の旭岳(中央奥)から 間宮岳
その右手、つまり 登ってきた 正面になりますが
噴火口の御鉢平をはさんで 北海道第二位の高峰 北鎮岳
さらにその右側に、凌雲岳と 雲の湧く 黒岳が見えています。
「 さぁ どうする・・? 」 「 ・・・・・ 」
お天気が悪ければ、右手から 黒岳石室へ下るつもりでしたが
こんな青空になってしまったのですから、左手からぐるっと周ってみましょうか。
さっぱりお花のなくなった道を、まずは 松田岳2136mへ
そして 荒井岳へ
待ち望んでいた 黄色いお花を発見しました。
ポツンポツンと咲き残っていたのは
これまで何ヶ所かで その光沢のない葉を見たものの
花柄だけになった姿に がっかりさせられていた
エゾタカネスミレでした。
でも、地面近くに咲くお花を撮るのがつらい・・
昨日から 何百回と続けている しゃがんで 撮って 立ち上がるという動作が
重い荷物を背負っているため、いつもより 脚にダメージを与えているようでした。
旭岳への分岐からは、これまでの静けさがうそのよう
ロープウェイ 姿見駅から 高嶺を越えてきた 大勢の人で、にぎわっています。
旭岳、熊ヶ岳 間宮岳 2185m
平原のような間宮岳を過ぎると、中岳分岐までは 岩礫の歩きにくい下りで
ヨツバシオガマやイワブクロ、コマクサ、メアカンキンバイが わずかに咲いていました。
右下にはずっと御鉢平が見えていて
左から 北鎮岳、凌雲岳、桂月岳、黒岳
左前方に、比布岳(ピップだけ・2197m)も見えてきました。
安足間岳、比布岳 中岳分岐
中岳分岐から左へは、中岳温泉、裾合平への道が伸びています。
中岳(2113m) を越え、北鎮岳の肩へ登ると
山頂へは登山道から逸れ、往復30分の寄り道でした。
中岳から北鎮岳へ 北鎮岳 2244m
山頂から見える 旭岳北面に広がる 裾合平には、まだ雪がたっぷり残っています。
素晴しいという チングルマの大群落はどうなっているでしょう。
西側には、安足間岳、比布岳と愛別岳
明日はこちらを歩くのも良さそうです。
旧噴火口側を見ると
北海岳から歩いてきた稜線が一望できました。(黄色の線)
ここまで C T 2時間20分の道程です。
北海岳の後ろには、昨日歩いた赤岳と白雲岳も見えます。
お天気に恵まれて こんな眺望を得られたことに感謝しつつ、登山道へ戻り
こんどは、大きな雪渓を 激下りしていきます。
(写真では、ずいぶん緩やかに見えます)
今回は、6本爪のアイゼンを持っていきましたが
使用しいてる登山者は皆無でした。
私たちも つい面倒で使いませんでしたが
ここは着けたほうが安全かもしれません。
左手に黒岳を望みながら少し進むと、御鉢平展望台で
ここからは、両脇にお花畑の広がる道を 黒岳へ向かいますが
チングルマやエゾコザクラ、ミヤマキンバイ、エゾノツガザクラ、チシマツガザクラなど
これまで出会ったお花が また咲き競っています。
進むにつれ、振り返り見る 北鎮岳の東面には
雪形が はっきり見えてきました。
昨日 赤岳山頂からも見えていた ≪ 鶴と千鳥 ≫
ちょうどいい形に融け残っていました。
この後 キタキツネにも出会い、のろのろとした歩みながら
黒岳石室に到着しました。
大雪山(4) に続きます。
大雪山(3) 北海岳、北鎮岳
楽しみですね。
広い大地一面に咲くお花畑は爽快でしょうね。
景色も雄大です。
足の曲げ伸ばしに疲れるくらいお花の写真撮ってみたいです。
広大だね・・・山も。
益々 行きたくなって来ました・・・北海道。
姐ーさまぁぁ♪ 連れてってー♪
長々とすみませんねぇ(^_^;)
書いておきたいことがありすぎて、まとまりません。
もうすぐ終わりますから、我慢してくださいね♪
今回は本当にいいとこどりの 大雪山で、幸運でした。
脚がスクワット状態で疲れるくらいくらいのお花に、また会いたいですね・・。
はいはい♪
連れてってあげますとも・・ 弟よ
でも、私の荷物 半分もってね~(^_^*)
毎回見てくれて、ありがとう!!
ようやくPCの前に座れました。
北海道に行かれたとは~羨ましい限りです。
思い切らないと駄目ですね。
でも、最高のお天気に恵まれて、
可愛い花や動物や・・・私も行きたいです!
この間まで観光だけしに北海道へ行っていたことが
悔やまれます。
チんグルマもまだ会った事ないんです、私。
あ~行きたいところだらけ・・・
連れてって下さ~い(*^_^*)
す、すごい。まだまだ続くんですね。ハリーポッターシリーズも追い抜けるかも。
背の低いお花は、腹這いで撮影したらいいですよ。でも、石や岩だらけの処はつらいかもしれないですね。
お母様のことでお忙しいのに、コメントありがさうございます。
無理されませんように・・・。
実は私も観光では訪れていたのに・と
ちょっぴり残念な気持ちでいたんですよ。
北海道の山へ行くときは、飛行機の手配を早くにしなければならないので
お天気は、運次第
何年か躊躇していたのですが、思い切って行ってよかったです。
私も行きたいとこだらけです。(^-^*)
さすがにもう終わりです。(^_^;)
岩にあたって赤くなっていた膝小僧の痛みが
ようやくとれてきたところです。
腹ばいになったことは、まだないんですが
こんど場所を選んでやってみますね。