春のお花も気になるけれど
杉花粉はイヤ
それなら、スノーハイクへ行きましょうと
今回は三窪高原です。
柳沢峠8:30-9:10柳沢ノ頭9:15-9:30ハンゼノ頭10:00-10:15電波塔-
(鈴庫山へ向かう)-11:00ズミの木の分岐-11:25斉木林道-11:40柳沢峠
2人(夫)
中央道 勝沼ICからフルーツラインに入ると
眼下に勝沼の街が、眼を上げると 少し霞んだ 南アルプスが大きく見えました。
その後、大菩薩ラインを通って 標高1400mの柳沢峠へ。
ここが今日の出発点です。
雪融け水がガチガチに凍りついた 駐車場から
すぐにアイゼンを付けて登りはじめました。
林道を横切り
気持ちの良い自然林を登ります。
融けてはまた凍っている様子の雪は、表面がガリガリしていて
南側では土が露出している場所もわずかにありました。
この階段を上がると
三角点のある 柳沢ノ頭 (1671.2m)
富士山が大きく見えています。
梢の間から 南アルブスや大菩薩も見えますが
今朝は気温が高かったので、山は霞みがちでした。
柳沢ノ頭からの下りには、ツツジの木がたくさんあり
わずかながら芽が膨らんでいるような気がしました。
ツツジの木の間を歩き
下っていくと
昨年、白い花をびっしりつけていた
あのズミの木の 十字路に出ました。
ズミの木を回り込んで 階段をひと登りすると
ハンゼノ頭 (1681m)で
前回は 見ることのできなかった景色が、広がっていました。
( 奥多摩おしかけ隊のみなさん ごめんなさい )
左手には、柳沢ノ頭からも きれいに見えていた 富士山
一列に並んだ南アルプスは
白峰三山も
甲斐駒も、くっきりはっきり (写真は・・・ )
右に目を移すと、黒金山の奥に国師ヶ岳が見え
中央奥に白く輝く金峰山は、五丈岩も確認できました。
北側は 木の枝がちょっと邪魔になりますが、飛龍山や笠取山なども見渡せます。
今日は風が強くて 寒いけれど、せっかくの眺望なのでここで大休止
その後、東屋のある広場まで下り
足跡のない巻道を通って
無線中継所へ
その先の 藤谷ノ頭へ向かう道には
シカの足跡があるだけです。
藤谷ノ頭から板橋峠までの防火帯は
ソリ遊びによさそうな斜面なのよ と
水をむけてみますが、この提案は
あっさり却下されてしまいました。
それなら 鈴庫山へと向かう道を通って、ズミの木の十字路へ 戻ることにしましょう。
こちらの道にも、当然 踏み跡はありません。
積雪は30cmくらいで
ときどき 深みにはまりながら 登ったあとは
ずんずん下って
やがて笹の茂る南面を行くようになりました。
日射しが暖かく、雪も少なくなった道には
シカが横切った足跡が幾度も見られ、その足跡をたどりながら進むような場所もあります。
やがて、開けた場所に出ると、あら~~ 道がわからなくなってしまいました。
道標もなければ テープも見当たらず、もちろん踏み跡もありません。
左手 奥には
先ほど通った 無線中継所の鉄塔が見えています。
地図を見ると 右手の斜面を登るようなので、いったんはそちらに進みましたが
脚が膝のあたりまで潜るようになり、このままラッセルするのは大変そうです。
結局、雪の少ないところを選んで 上へ上へと進み、山頂直下の巻道へ出ましたが
鉄塔からまっすぐ来れば 10分もかからないところへ
30分かけて トレーニングをしたことになりました。 やれやれ
そしてまた足跡をつけながら、あのズミのところへ戻ってきました。
ここからも やはり まっさらな雪の上を歩いて戻ろうということになり
斉木林道へと下って行きます。
風が当たらないこちら側では
日射しが強くなって、暑いくらい
雪も緩んで、スイスイと下れます。
こちらでもシカの足跡に導かれるようにして
下ってきましたが
シカ以外の動物の足跡はありませんでした。
25分ほど下って 斉木林道に出ると
靴跡が板橋峠方面から続いていました。
ここしばらくの間
この三窪高原を訪れた人は
柳沢峠と電波塔の間だけを歩いていたようです。
シカ君たちは人間にじゃまされずに、のびのびと暮らしていることでしょう。
その後 国道411号線に出て、柳沢峠に戻りました。
登山者に一人も出会わない 静かな 平日の三窪高原でした。
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スノーハイクの後は、お花見です。
塩山へと大菩薩ラインを南下し、途中から、竹森川沿いに 玉宮へ向かいました。
小倉山への登山道を 数分歩いたところに、ザゼンソウの自生地があり
木道が設置され、電気柵で保護されています。
ちょうど 見頃ですね。
つややかな あずき色の仏炎苞の中の丸い花茎に、たくさんの小さな花がついています。
緑色もあります (アオザゼンソウ)
僧が座禅をしている姿に見えることから名付けられた ザゼンソウは
咲くときに熱を発して 周囲の雪を融かすため、春いちばんに見られるお花なのだそうです。
もう少し早い時期に訪れていれば
雪の中で 押しくらまんじゅう をする姿が見られたかもしれませんね
もっと茶色っぽいのしか見たことないです・・・・。
三窪高原いいですよねェ~♪
少し歩けば大展望ですから(^^ゞ
この日、富士山を挟んで反対側にいたのですが、
私の方からは富士山は拝めませんでした…ザンネン。
ザゼンソウってこんな色なんですか!
大ビックリです!!
きれいな色ですねェ~♪
エリアがほんのちょっとで全然違うんですね~。
このような素晴らしい景色が拝めたとは・・・(笑)
ザゼンソウ!!見たことないんです。
これは色鮮やかですね?いつも写真で見るのと違う・・
おしくらまんじゅうのザゼンソウがカワイイったら(*^_^*)
ザゼンソウの色は、幅がありますね。
もっと茶色っぽいものや、反対に色が抜けかけたものもあります。
このあずき色はきれいでしたよ♪
clioneさんも、雪の三窪高原に行かれたばかりでしたね。
雪質はいまいちでしたが、眺望のよい日で嬉しかったです。
三窪高原からは富士山の左手に雲がかかっていたので
丹沢からはみえないかもねと話していましたが
clioneさんのところからも見えませんでしたか・・・。
お天気は難しいですね。
そう (^-^) こんな素晴らしい景色だったんですねー(笑)
雪は柳沢峠のほんの少し下までは、まったく見えませんでした。
展望台の雪もわずかでしたが、ふきだまりは40cmくらいありました。
ふわふわ雪ではありませんが、まだ楽しめます。
ザゼンソウは、濃い色薄い色とありましたが
無意識のうちに、好みの美人さんばかり撮っていたみたい (^^;
地味ですが、面白いお花ですね。
先月行ったときにそちらに回り込み、踏み跡をつけて
おけばよかったかな^^;
今回は好展望に恵まれましたね。
竹森のザゼンソウ、自分も行こう行こうと思っては
いるのですが、なかなか・・・^^;
それにしても、雪の中、お疲れさまでした。
このところ興味の出る花がたくさんある様な気がします。
と言うよりも、私自身の意識の問題か?
興味が惹かれることが増えたのかな^^
見にいきたいけど、来年かなぁ?
地面にニョキニョキと咲いているのはなかなか面白いですね。
1600mだと雪もこんなにあるんですね。
月曜日、天気がよくて気持ち良い山行が楽しめたでしょう。