暑さは覚悟のうえで低山へ お花見に出かけました。
今を盛りと咲く たくさんのお花たち。秋の花も 着々と準備中でした。
夏山へ出かけることができないまま、八月も 早 下旬になろうかとしています。
上空に広がる この青空が ちょっとうらめしい
今日は こんなに晴れなくたっていいのに
曇っていたほうが 涼しいし、お花だってきれいに見えるんですけど 。。。
開きかけは カーネーションみたいに楚々としてるのね。
フシグロセンノウは
この カワラナデシコと同じく
ナデシコ科のお花です
今年も終盤にしか会えなかった シデシャジン
来年はもう少し早く来ないとね
今が盛りの ツリガネニンジンは
垂れ下がったお花を撮ってみました
よく似たフクシマシャジンは 萼片が広めで全縁で
お花も雰囲気がちょっと違う
黄色とえび茶色の組み合わせが 好き
二年ぶりの ヒキヨモギ
私の名前は クサレダマ(草連玉)
腐れ玉ではありませんよ
おや、キキョウが
秋を感じるお花も、実は夏から咲いてます
まんまる紙風船の蕾は
ポンッ と弾けて咲くのかな
空を飛んでいきたそうな オミナエシ
今日の日射しは眩しすぎるね
夏の定番たちは、ここではかなりワイルドです。
雨や風に、埃に、こんなに強い日射しにも 耐えて咲いている お花たち
カセンソウ/タチフウロ/ウツボグサ
イヌゴマ/クルマバナ/キセワタ(咲きはじめ)
キセワタのやさしい色合いと
思わず触りたくなる ふわふわ感がたまりません
すぐにも開きそうな マツムシソウ
そうか 花弁は こんなふうにたたまれているわけね
オケラの花はもうちょっと
そして 最後に、 レンゲショウマが待っていてくれました。
ひとりきりの静かな再会は、しっとりと しみじみと
今年も会えてよかった
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秋の野に 咲きたる花を 指(および)折り かき数ふれば 七種(ななくさ)の花
萩の花 尾花 葛花 瞿麦(なでしこ)の花 女郎花 また藤袴 朝貌(あさがお)の花
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山上憶良が詠んだ二首の歌がその由来といわれる 秋の七草ですが
(朝貌(あさがお)の花は、キキョウ、ムクゲ、ヒルガオとする説があります)
今日は 尾花(オバナ)と藤袴(フジバカマ)には出会うことができませんでした。
オヤマボクチも アザミも タムラソウも タカオヒゴタイも 蕾がふくらんで
秋の草花が咲き競うのも もうすぐのようでした。
炎天下咲く花たちはどれも逞しくイキイキとしていますね!
私も先日、フクシマシャジンを初めてみました。
というか、これまではフクシマシャジンもひっくるめて“ツリガネニンジン”だったかもしれません^^;
その後は、慎重に萼片を確認するようにして、何とか見分けられるようになりましたが、まだ怪しいです^^;
低山のお花探しもは、なねこさんにかかると高山に負けないお宝の山ですね!!
クロムヨウランは神秘的で素敵ですね!
低いところにもこんな豊かな彩りがあるんですね!
こんなふうに紹介してもらったお花たち。
さぞかし喜んでいることでしょう。
フクシマシャジンを意識したのは、私もつい2年ほど前からです。
それまでは、ちょっと違うような。。。とは感じていましたが
まあいいか、個体差の範囲かもと。。。 (^^;
低山は暑くて出かけるまではグダグダしていますが
お花を前にすると、暑さもなんのその、シャッキリしますね。(^^)
え~ん!! 今年は高嶺のお花に会っていないんです。
雨さえ降らなければ、いいんですけどね~。
そんなわけで、汗をかきかきのお花見でした。
でも、こんなに収穫があって、とっても幸せでしたよ。
喜んでいるのは、お花よりもきっと私のほうです。(^^;