嘘の吐き方(うそのつきかた)

人はみんな嘘をついていると思います。僕もそうです。このページが嘘を吐き突き続ける人達のヒントになれば幸いです。

train spottingの瘴気

2006年04月13日 00時46分01秒 | 駄文(詩とは呼べない)
意見はほとんどないのですが
何かを書かずにはいられないような気分になりました。

もう少し厳密に言うと、
この空気がとても嫌でした。

およそ7ミリgのカゼが吹きました。

悪いけどもうその番号は数えてられない

満員電車が走るたびに、渋滞した車が排気ガスを生産するたびに、
ナンバープレートを見て100になるまで足し続ける
いくら数えても0にしかならない。
どれだけ足しても決して0にはならない
それでも僕は足し続けなければならない。
0にしかなれないのに、決して0にはならない

わずか7mグラムの瘴気を吸うために
僕は今、旅立ちの船になる
マストに帆を張って君の手を掴むために僕は骨をこぐ
君に近づくたびに海は黒く染まる、そして赤く濁る

君は言う
「馬鹿か、おまえは!!死にたいのかよっ!!。」
死にたいなんて考えない
生きたいなんて思ったこともない
ただ、君は死ぬ。
でもその前に、僕が死ぬ。

助けを呼べばいい。
僕に向かって。
そこから。
必死に。

いつまでも いつまでも いつまでも

 いつまでも!

誰も振り向かない
誰も何も見ない。
だけど君は言う。

「いや死ににいくんじゃありません。助けにいくんですよ。
でもねAさん、僕が死ぬとしたら、今しかないんですよ....。」

嘘だ。君は僕を救えない。
君は絶対に僕を救わない。
その考えでは、僕を救えない。

知ってる。

だからこそ

君に、手を伸ばそうと思ったんだ。

青空なら僕も知ってる
綺麗な青空だった
本当に綺麗な青空「だった。)

水死体を、僕が見ることは出来なかった。
その死体を、僕が数える事は出来なかった。
僕はせめて、自分の死体の数くらいは数えたかった。

本当に、0になるのかどうか。

それでも君わ!

「言葉にしにくいけれど、「生きている」がそのまま現れている気がしたんだ。)
と言うんだろう

なんのために?

何のために?

よく、「死ぬなんて絶対駄目だ!!」って言う人がいますよね
よく、「シヌナンテゼッタイダメダ」って音を発生する生物がありますよね。

すぐ、そこにも、
ここにも、
ホラ、ここにも。

僕とか、僕とか、僕とか。ボクトカ。

いますよね。

それで?

それが?

なに?

何が?

意味、わかりませんよね。
たぶん、わかりませんよね。

それでも僕は聞くけどさ。

君、なんで死んだの?
僕、なんで死んだの?

僕と君、同じ位置にいるのか?
死んだら同じか?
生きてるから違うのか?

これは勘違いか?
俺の勘違いか?
生きてること自体が勘違いか?

わかんねぇよ。
君のいうこと。

もっとわかんねぇよ、俺の言うこと。

だから聞くけどさ

「お前、俺を救って満足できるなんて、誰に思ってんだ?」

悪いけど、無理。

みんな優しいけど。

みんな、人にはそれぞれ意見があるって言ってくれるけど

けど、無理。

誰も。

俺の声も、お前の声も、聞いてない。

俺も。
お前の声、聞こえない。

死ぬ?
誰が?
俺が?
なんで?

けどさ、死ぬよね、君の中では。
でも、俺の中では?

わかんねぇよ。

俺の言ってること、全部、わかんねぇよ。

だから聞いたんだろ?
だからそうやって人に聞くんだろ?

それ、楽しいか?
俺、楽しいか?
悪いけど…苦しいよ。

全部君に…通じてないからな。
しってんだよ。

にんげんはしぬためにいきてるなんてことは。

だから俺は聞いてる。
お前の理由は…それか?

わるいな…太陽みたいな笑顔なんて
破られた約束でしかなかったよ。

お前は、約束できるのか?
俺に、「生きている」って約束できるか?

ぎりぎりの、精一杯の笑顔で、約束するか?
誰に約束する?
俺か?お前か?自分か?みんなか?

違うよな…
そんなことないよな
みんな、ちがうよな…

ごめん、意見、書けなかった。
おまえの話、嘘のにおいがぷんぷんする。
俺と同じくらいに。
絶望的なニオイがする。

わるいな、俺、みんなみたいに君を甘やかしてやれねーわ。
俺、おまえと違って、ホントに死ぬから。