すべてのしがらみを投げ捨てて、
ただ、僕のためだけにあるエゴを見つけたい。
それはいつも、すべての一瞬の中に含まれていて
僕の世界のどこにもない。
他者の欲望を自分の身代わりにするような時間だけが過ぎていく
僕の時間がどこにもない。
生まれた時から、僕の時間はない。
誰かのために時間を使うこともできなくて
ただ僕は、惰性の中に閉じ込められていく
思い通りにいかないのが悔しいんじゃない
思いに気付くことのできない無力さが
何も求める事のできない無欲さが
諦めることと欲しがる事が重なりすぎている
短い僕たちの周期が
ただ、今は悔しいんだろうと思う。
星が生まれてから、消えるまでずっと佇んでいたら、
僕はその時間に満たされるだろうか?
そんなことはないだろう
どんな巨大な大きさから受け取る周期も
どんな小さな弱さから受け取る周期も、
結局は、伝わらない限り、同期は取れない。
この世界にあるなにもかもの物質が、
その存在を異にする限り、
形に拘束される限り、変化は痛みとして、
苦痛としてしか、僕の心に届かない。
だからやわらかいものを求めるんだと思う。
だからどこか遠くに、僕はやわらかいまどろみを求めるんだと思う。
過ぎてゆくものだけが、
失われたものだけが、
僕の中で大事にされているような気がする。
これから起こることを恐れて、
失ったものだけを大切にする僕の心は、
まるでこの宇宙の外側にしか、中心を持たない異円系だ。
雷の味がする。
まだずっと、砂漠で心を数えてるんだろうか。
ただ、僕のためだけにあるエゴを見つけたい。
それはいつも、すべての一瞬の中に含まれていて
僕の世界のどこにもない。
他者の欲望を自分の身代わりにするような時間だけが過ぎていく
僕の時間がどこにもない。
生まれた時から、僕の時間はない。
誰かのために時間を使うこともできなくて
ただ僕は、惰性の中に閉じ込められていく
思い通りにいかないのが悔しいんじゃない
思いに気付くことのできない無力さが
何も求める事のできない無欲さが
諦めることと欲しがる事が重なりすぎている
短い僕たちの周期が
ただ、今は悔しいんだろうと思う。
星が生まれてから、消えるまでずっと佇んでいたら、
僕はその時間に満たされるだろうか?
そんなことはないだろう
どんな巨大な大きさから受け取る周期も
どんな小さな弱さから受け取る周期も、
結局は、伝わらない限り、同期は取れない。
この世界にあるなにもかもの物質が、
その存在を異にする限り、
形に拘束される限り、変化は痛みとして、
苦痛としてしか、僕の心に届かない。
だからやわらかいものを求めるんだと思う。
だからどこか遠くに、僕はやわらかいまどろみを求めるんだと思う。
過ぎてゆくものだけが、
失われたものだけが、
僕の中で大事にされているような気がする。
これから起こることを恐れて、
失ったものだけを大切にする僕の心は、
まるでこの宇宙の外側にしか、中心を持たない異円系だ。
雷の味がする。
まだずっと、砂漠で心を数えてるんだろうか。