皆さんは、お茶はお好きですか
私も、特に今年のように暑かったり、外を歩いたときなどは、
つい冷たい飲み物に手が伸びてしまいますが、
仕事中や食事のときなどは、なるべく温かいお茶にしています。
今は、主に、
食事のときは、美肌とムクミ防止のハトムギ茶、
仕事中は、余分な熱分や水分を取り除いてくれる蓮茶
(これは代謝を良くするのでダイエットにも)
読書など、ゆっくりするときは、アールグレイやフルーツティー
などが氣に入っています
昔から、お茶は好きでしたが、
効能や香りなどを考えて飲むようになったのは
やはり風水の勉強を本格的に始めてから。
漢方などの東洋医学や、風水・気学などの東洋哲学の基本は、
「陰陽五行説(いんようごぎょうせつ)」と呼ばれる考え方です。
これは、自然界のすべては陰と陽に分類する陰陽説と、
すべてのものは五行(木・火・土・金・水)から成り立っている
という五行説が結びついたものです。
そして、五行というのは、季節や九星もですが、
感情や体の機能にもあてはまっています。
ですから、その時の自分の状態を知ることにより
薬だけではなく、食べ物や飲み物など
体に入るものからも、バランスを整えていくことができます。
例えば、お茶についてだと、下記のようになります
今はコンビニなどでも、いろいろな種類のお茶が買えますし、
あまり深刻にとらえず、その時の感情や状態に合うものがあれば、
参考にしてもらえると嬉しいです
●「木」タイプ=凍頂烏龍茶・くこ茶など
怒りっぽかったり、いつもイライラしていたり、モヤモヤして
自律神経のコントロールがうまくできない方は、
「肝(かん)」の機能が働かず、全身に「気」が行き渡らない状態です。
急に無気力になったり、めまい、肩こりがひどくなったりします。
●「火」タイプ=くまざさ茶・柿の葉茶など
神経質で、感情の起伏が激しく、興奮しやすい方は、
「心(しん)」の機能バランスに負担がかかっています。
急に動悸が激しくなったり、不眠状態が続いたり、
神経質でストレスフルな状態になってしまいます。
●「土」タイプ=はとむぎ茶・玄米茶など
こまかいところまで思い悩んだり、考え込みすぎて優柔不断になったり、
という方は、「脾(ひ)」が弱くなっています。
ここは消化機能を表しているので、
ひどくなると過食や拒食などにも関わってきます。
また「肝」からの影響も強く、ストレスをかかえこみすぎると、
食事や消化機能が乱れてきたりします。
●「金」タイプ=スギナ茶・しそ茶など
「金」は「肺」機能=呼吸を管理し、
感情だと「悲しみ・憂い」を表しています。
激しく泣き叫ぶのではなく、シクシク悲しむjという状態です。
感受性が強すぎて、悲しみを人一倍感じてしまう方は、
呼吸の調節がうまくできなくなったり、咳が出やすくなったりします。
鼻炎や皮膚炎などのアレルギー体質の方も、ここに当てはまります。
●「水」タイプ=黒豆茶・グアバ茶など
「水」は「腎」機能で、成長や生殖器、
アンチエイジングなどを管理しています。
何かを常に恐れていたり、怖い目にあったりすると、
一夜にして白髪になってしまうという話もありますが、
これは恐れのための老化現象と言えるでしょう。
トイレが近くなったり、骨が弱くなったりということも関連してきます。
このタイプは、特に冷えにも注意が必要なので、
なるべく温かいものを摂る方が良いです。