三重県津市にあるJR東海の伊勢竹原駅は、紀勢本線の松阪駅と伊勢奥津駅とを結んでいる全線単線非電化の国鉄名松線(43.5km)の一般駅として、1935(昭和10)年12月5日に開業しました。
単式ホーム1面1線を有する無人駅です。
開業時の昭和10年12月に建てられた木造駅舎は今も健在ですが、2009(平成21)年10月8日の台風による被害により、家城~伊勢奥津間は現在も列車の運行が休止されてバスが代行運転しているので、ホーム入口にはロープが張られて入れないようになっているようです。
<伊勢竹原駅の年表>
・1935(昭和10)年12月5日:国鉄名松線の一般駅として開業
・1965(昭和40)年10月1日:貨物取扱い廃止
・1976(昭和51)年7月15日:駅の業務委託化
・1984(昭和59)年2月1日:荷物取扱い廃止
・1986(昭和61)年4月1日:駅の無人化
・1987(昭和62)年4月1日:国鉄分割民営化により東海旅客鉄道(JR東海)の駅となる
・2009(平成21)年10月8日:台風18号の被害により、名松線全面運休
・2009(平成21)年10月15日:家城~伊勢奥津間がバス代行により、列車運行休止
(駅 名 標)
(伊勢奥津方面を望む)
(駅 舎 正 面)
撮影年月日:1997(平成9)年9月13日