大阪府茨木市にある総持寺駅は、十三駅と河原町駅とを結んでいる阪急電鉄京都本線(43,5km)の駅です。 もともとは京阪電気鉄道新京阪線の総持寺前駅として、1936(昭和11)年4月15日に開業しました。
相対式ホーム2面2線を有する地上駅です。
当初より上りホーム(京都方面行きホーム)の淡路寄りに駅舎(西口)があり、後に下りホーム側にも東改札口が設けられました。
2015(平成27)年度の1日の平均乗降人員は18,767人で、これは阪急電鉄の全83駅中49位です。
当駅から歩いて5分程の所に、駅名の由来にもなっている西国三十三所第22番札所の総持寺があります。
総持寺駅が属する京都本線は阪急電鉄の基幹路線の一つであり、京都と大阪でそれぞれ一番の繁華街である、四条河原町界隈と梅田界隈を両端に持ち、大阪府の北摂(三島)地域と京都府の乙訓地域を結び淀川右岸に沿うように直線コースで結んでいるのが特徴です。 また、西院駅~河原町駅間は地下線であり、このうち西院駅~大宮駅間は1931年に開業した関西初の地下線となっています。
<総持寺駅の年表>
・1936(昭和11)年4月15日:京阪電気鉄道新京阪線の総持寺前駅として開業
・1943(昭和18)年10月1日:阪神急行電鉄が京阪電気鉄道を合併して京阪神急行電鉄(現在の阪急電鉄)となり、同鉄道の駅となる
・1948(昭和23)年1月1日:駅名が総持寺駅に改称される
・1949(昭和24)年12月1日:京阪電気鉄道が分離したことにより、新京阪線は京阪神急行電鉄の路線となって京都本線に改称され、同線の所属となる
・1973(昭和48)年4月1日:社名が阪急電鉄に改称されたことに伴い、同社の駅となる
・2004(平成16)年8月1日:ICカードPiTaPaの利用が可能になる
・2006(平成18)年1月21日:ICカードICOCAの利用が可能になる
・2011(平成23)年9月1日:喫煙コーナーを除いて駅構内終日全面禁煙化
・2013(平成25)年3月23日:IC乗車カード全国相互利用開始によりKitaca、PASMO、Suica、manaca、TOICA、nimoca、はやかけん、SUGOCAが利用可能になる
・2013(平成25)年12月21日:駅ナンバリングの導入
(駅 名 標)
(河原町方面を望む)
(総持寺駅駅舎・西口)
(西口駅舎内)
(総持寺駅東口)
(東改札口)
撮影年月日:2015(平成27)年12月6日