奈良県葛城市柿本にある近鉄新庄駅は、尺土駅から近鉄御所駅までを結んでいる全線単線の近畿日本鉄道(近鉄)御所線(5,2km)の駅です。 もともとは南和電気鉄道の南和新庄町駅として、1930(昭和5)年12月9日に開業しました。
4両分の有効長をもつ相対式ホーム2面2線を有していて、列車交換可能な無人駅です。
駅舎は下りホーム(御所行きホーム)側にあり、上りホームとは構内踏切で連絡しています。
2017(平成29)年度の1日の平均乗降人員は2,487人で、これは近鉄の全277駅中168位です。
この近鉄新庄駅は、葛城市役所新庄庁舎の最寄り駅です。 また、当駅から東へ約800mの所にJR和歌山線の大和新庄駅があります。
近鉄新庄駅が属する近鉄御所線は、大阪方面への通勤路線としての役割に加え、葛城山へ向かうルートも担っており、近鉄御所駅からは近鉄が運営する葛城山ロープウェイに連絡するバスに接続しています。
<近鉄新庄駅の年表>
・1930(昭和5)年12月9日:南和電気鉄道の南和新庄町駅として開業
・1944(昭和19)年4月1日:関西急行鉄道が南和電気鉄道を合併したことに伴い、関西急行鉄道御所線の駅となる 駅名が関急新庄駅に改称される
・1944(昭和19)年6月1日:戦時体制下の陸上交通事業調整法に基づき、関西急行鉄道と南海鉄道が合併して近畿日本鉄道となり、同鉄道御所線の駅となる
・1944(昭和19)年6月1日:駅名が近畿日本新庄駅に改称される
・1970(昭和45)年3月1日:駅名が近鉄新庄駅に改称される
・2001(平成13)年2月1日:スルッとKANSAI対応カードの取り扱い開始
・2001(平成13)年10月14日:Jスルーカードの取り扱い開始
・2007(平成19)年4月1日:ICカードPiTaPa・ICOCAの取り扱い開始
・2009(平成21)年3月1日:Jスルーカードの自動改札機・のりこし精算機での取り扱いを終了
・2012(平成24)年12月21日:駅の無人化
・2013(平成25)年3月23日:IC乗車カード全国相互利用開始により、TOICA・manaca・Suica・PASMO・Kitaca・SUGOCA・nimoca・はやかけんが利用可能になる
・2015(平成27)年8月20日:駅ナンバリングの導入
(駅 名 標)
(御所方面を望む)
(踏切上から尺土方面を望む)
(近鉄新庄駅駅舎)
撮影年月日:2015(平成27)年12月20日