京都府南丹市日吉町にあるJR西日本の日吉駅は、京都駅から山陰地方の日本海沿岸の各都市を経由して山口県下関市の幡生駅に至る全長673,8kmの山陰本線の駅です。 もともとは京都線の殿田駅として、1910(明治43)年8月25日に開業しました。
島式ホーム1面2線を有する列車交換可能な簡易委託駅です。
かつてあった木造駅舎は1999(平成11)年10月に日吉駅交流センターとの合築駅舎に建て替えられ、ホームとは構内踏切で連絡しています。
2017(平成29)年度の1日の平均乗降人員は588人で、これは起終点駅を除く山陰本線の全158駅中62位です。
この日吉駅は旧日吉町の代表駅で、山陰本線の電化前は通勤利用客向けに急行「丹後」の一部が停車していましたが、現在も朝と夕方に特急「きのさき」の一部が停車します。
<日吉駅の年表>
・1910(明治43)年8月25日:国鉄京都線の一般駅である殿田駅として開業
・1912(明治45)年3月1日:線路名称の改定により京都線が山陰本線に編入され、同線の所属となる
・1984(昭和59)年1月21日:貨物取扱い廃止
・1987(昭和62)年4月1日:国鉄分割民営化により西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅となる
・1991(平成3)年4月1日:鉄道部制度の導入に伴う舞鶴鉄道部の発足により、その管轄となる
・1996(平成8)年3月16日:駅名が日吉駅に改称される
・1999(平成11)年10月 :新しい合築駅舎が竣工
・2003(平成15)年10月1日:ホーム上を除き、駅コンコースの喫煙コーナーを廃止
・2006(平成18)年7月1日:舞鶴鉄道部の廃止に伴って福知山支社の管轄になる
・2010(平成22)年8月22日:当駅の開業100周年を迎え、記念イベントが開催される
・2012(平成24)年3月17日:朝と夕方に特急の一部が停車するようになる
・2013(平成25)年8月1日:駅構内終日全面禁煙化
(駅 名 標)
(駅舎・ホーム側)
(日吉駅駅舎)
(駅 舎 内)
撮影年月日:2018(平成30)年5月5日