さてさて、長野県小谷村の栂池自然園にやって来たワタクシ達は
約1時間半ほど歩いて一番標高の高いところにある展望台に到着しました。
この展望台からは白馬岳、杓子岳、白馬鑓ヶ岳という白馬三山を目の前に見ることが出来るのです。
ちょっと話がそれてしまいますが、ワタクシは地理が好きなのでどうしても地名にこだわってしまいます。
白馬岳という山があることは誰でもご存知だと思いますが、このやまを『はくばだけ』と読んでいませんでしょうか。
我が国には『はくばだけ』という山は存在しません。白馬岳と書いて『しろうまだけ』と読むのが正しいのですね。
この山の名前の由来は春になると雪解けで岩が露出し黒い「代掻き馬」の雪形が現れることから、
「代掻き馬」→「代馬」→「しろうま」となったものでなんです。つまり本来の表記は「代馬岳」なんですよ。
白馬を「はくば」と読む方がペガサスの美しい姿を連想するのでしょう。
いつの間にか村の名前も「はくばむら」になり、駅の名前も「はくばえき」です。
しかししかし、山の名前だけは絶対に『しろうまだけ』と読んでいただきたい。
そうでなければ山の名前の由来と一致しなくなってしまいます。
右側にある山頂が雲に隠れているのが白馬岳、正面の山頂が見えているのが杓子岳、その左隣で山頂が雲に隠れているのが白馬鑓ヶ岳になります。
この日は天気が良かったのですが、3000m近い稜線には次から次に雲が流れてきて、山頂の姿を見せてくれません。
山頂が見えないことは残念ですが、それでもこの絶景に誰もが歓声をあげていました。
秋の鮮やかな錦色と、万年雪の白色とのコントラストが言葉にならないほど美しい。
雲は一瞬たりとも同じ姿をとどめていません。刻一刻と変化する雲の姿が、山々に微妙な陰影を与えてくれるのです。
一瞬の秋を謳歌する栂池高原…その素晴らしい秋を、ワタクシ達は満喫できたのです。
展望台を後にして、ワタクシ達は周回コースを歩いていきました。
こうして見るとけっこう歩いてきたことがわかります。
下りの急斜面では、見事に色づくドウダンツツジを見ることが出来ました。
あぁ、この日に来てよかったなぁ…ワタクシ達は心からそう思いました。
使用したカメラ:Canon EOS7D
地名には由来があります。その由来にはその土地の自然条件や歴史が大きく関与しています。
地名を見るだけで、その土地がどんな場所であるかがわかることすらあるのです。
それに比べて「○○丘」だの「××台」なんていうような新興住宅街の地名の薄っぺらなこと。
ましてや平成の市町村合併で生まれた新しい地名には、怒りすら感じる地名がいっぱいです。
地名が文化であるということを、為政者たちには理解できないのでしょうか。
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約1時間半ほど歩いて一番標高の高いところにある展望台に到着しました。
この展望台からは白馬岳、杓子岳、白馬鑓ヶ岳という白馬三山を目の前に見ることが出来るのです。
ちょっと話がそれてしまいますが、ワタクシは地理が好きなのでどうしても地名にこだわってしまいます。
白馬岳という山があることは誰でもご存知だと思いますが、このやまを『はくばだけ』と読んでいませんでしょうか。
我が国には『はくばだけ』という山は存在しません。白馬岳と書いて『しろうまだけ』と読むのが正しいのですね。
この山の名前の由来は春になると雪解けで岩が露出し黒い「代掻き馬」の雪形が現れることから、
「代掻き馬」→「代馬」→「しろうま」となったものでなんです。つまり本来の表記は「代馬岳」なんですよ。
白馬を「はくば」と読む方がペガサスの美しい姿を連想するのでしょう。
いつの間にか村の名前も「はくばむら」になり、駅の名前も「はくばえき」です。
しかししかし、山の名前だけは絶対に『しろうまだけ』と読んでいただきたい。
そうでなければ山の名前の由来と一致しなくなってしまいます。
右側にある山頂が雲に隠れているのが白馬岳、正面の山頂が見えているのが杓子岳、その左隣で山頂が雲に隠れているのが白馬鑓ヶ岳になります。
この日は天気が良かったのですが、3000m近い稜線には次から次に雲が流れてきて、山頂の姿を見せてくれません。
山頂が見えないことは残念ですが、それでもこの絶景に誰もが歓声をあげていました。
秋の鮮やかな錦色と、万年雪の白色とのコントラストが言葉にならないほど美しい。
雲は一瞬たりとも同じ姿をとどめていません。刻一刻と変化する雲の姿が、山々に微妙な陰影を与えてくれるのです。
一瞬の秋を謳歌する栂池高原…その素晴らしい秋を、ワタクシ達は満喫できたのです。
展望台を後にして、ワタクシ達は周回コースを歩いていきました。
こうして見るとけっこう歩いてきたことがわかります。
下りの急斜面では、見事に色づくドウダンツツジを見ることが出来ました。
あぁ、この日に来てよかったなぁ…ワタクシ達は心からそう思いました。
使用したカメラ:Canon EOS7D
地名には由来があります。その由来にはその土地の自然条件や歴史が大きく関与しています。
地名を見るだけで、その土地がどんな場所であるかがわかることすらあるのです。
それに比べて「○○丘」だの「××台」なんていうような新興住宅街の地名の薄っぺらなこと。
ましてや平成の市町村合併で生まれた新しい地名には、怒りすら感じる地名がいっぱいです。
地名が文化であるということを、為政者たちには理解できないのでしょうか。
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でも名前の由来は知りませんでした。勉強になりました。
草紅葉と白馬三山、美しい~
黄色の木は白樺でしょうか??
信州の秋は山と紅葉が楽しめていいですね~
赤も良く使う燃える様な赤
空の青も素敵です
こんなに素敵な写真撮って見たいものです
最後の紅葉は最高です
有難う御座いました (o^-^o) ポチ
全然知らなかった。。です。
雪で覆われている姿がきれいだから。。。白馬かと、ずっと思ってきましたよ。
ぽち♪
今年の素晴らしくて美しい、
紅葉画像を見せて頂いて、
自分は八方しか行かなかったので、
自分も行ったつもりになって、
よっちんさんの画像を、
連日見せて頂いています。
有難う御座いました。
今朝もご訪問有難う御座いました。
なお、勝手申しますが、
今朝の画像は、
手違いで編集中の明日のモノでした。
今日の分はただ今、
アップさせていただきました。。
誠に申し訳ありませんでした。
失礼します。
白馬と良く聞きますが、しろうまと読むのが正しいのですね。
勉強になります。
山の写真を見て、一度行ってみたいところが、この白馬岳や杓子岳なんです。
昇ることは無理でも、下から見るだけならといっても、ここまで結構あるのでしょうが、一度、見てみたいと思っています。
でも、もう来年ですね。
素晴らしい景色をありがとうございました
「しろうまだけ」だったんですか!
勉強になりました。
山の景色は、すばらしいですね!
夏とは全然違う光景にただ驚くばかりです。
紅葉も盛りでしょうか。
そして山はもう冬支度のようですね。
来年はこの季節に・・・そう思わずにはいられません。
この秋は行けずじまいですが。
この写真で満足です。
有難うございました。
朝晩の寒さと日中の暑さ、温度差に体調も狂い勝ちです。お互い頑張りましよう。
ランキングに応援 ☆
ワタシも全く同感!!
ワタシの住まいも実家も
効率という名目で住所表記が変わりました。
市町村の合併にも
もう少し反対の声が起こらないのが
本当に不思議・・・・・(-_-)
応援 ポチ ☆
地名の読み方で雰囲気が
変わりますよね。
今日のお写真もとってもステキです。
応援☆~
どのお写真も素晴らしい紅葉風景を見せてくださっていますね。
雲が垂れ込めた光景も臨場感があり刻々と移り変わる山頂も想像を掻き立ててくれます。
行ったつもりになれてホントに素晴らしいです。
こんな景色は見たことありません。
ぜひ来年は行ってみたいな。
日本は地名もそうですが、おんよみ、くんよみでまったくちがってしまう。
この言葉の文化もすばらしいですね。
よ~く分かりますね (^^)
私はずっと『ハクバ』と思っていました (^^ゞ
学生時代も『今度の合宿はハクバです♪』と言われ(苦笑)
それにしてもお写真もとっても素敵ですね!
P☆
赤、黄、白の彩りが、秋の山を美しくしてくれますね。
ドウダンツツジの真っ赤な色も、綺麗です。
地名の由来をしっかりと理解をして、これからは「しろうまだけ」と読みたいと思います。
ダイナミックな山、紅葉に満足です!
ここに立って、私も歓声をあげたいですよ~
秋の山は素晴らしいなぁ~
見事な紅葉ですね。
仕方がないとしても、芸のない地名が多くて残念です
町村合併による地名消失は、悲しい限りですね
日本人が箸を使えなくなるようなものです
いい年をして握り箸の人もいますから、仕方がないのかも
ポチッ
村の名前と山の名前が違う事は
承知しています。
ややこしいので統一して欲しいです。
わざわざ、
HAKUBAにする必要があったのでしょうか。
白樺ではなくって
ダケカンバなんですよ。
確かによく似た木ですね。
納得のいく紅葉の写真を
撮ることが出来ました(^^)
面白いものですね。
調べてみると
新しい発見がありますよ。
白馬村には手軽に山気分を味わえる場所が
3か所ありますね。
次回は遠見尾根に行きたいです。
北アルプスの中では
比較的登りやすい山ですよ。
一度チャレンジしてみてくださいね。
「はくば」でいいのですが
山は「しろうま」でなくてはなりません(^^)
9月末から10月上旬が見頃です。
麓には温泉もありますしね(^^)
秋は駆け足で通り過ぎていく気がします。
山の秋は短いです。
47都道府県で唯一
一か所の合併も無かったのが大阪府でした(^^)
お上の命令が嫌いな大阪らしいですな。
私には羨ましいです。
信州への移住が私の夢なんですよ。
納得のいく写真が撮れました。
運が良かったです。
雲は素晴らしい演出をしてくれます。
自然の演出は素晴らしいですね。
地名を見ているだけで
旅情がかきたてられますよ。
「はくばへ行くよ」は正しいですよ(^^)
山に行くときだけは
「しろうまに行くよ」でなくてはなりません(^^)
白馬連峰が
真っ白に雪化粧することがあるんですよね。
見てみたかったです。
本当に一瞬ですが
一瞬が故に
一層美しく感じます。
「はくばだけ」って言うんですよね。
残念でなりません。
次々と増えましたね。
地名好きの私としては
残念でなりません。
「はくばだけは綺麗ですねぇ」と
女優さんが言っていました。
少しは勉強してよと
思いましたね。
山に現れる雪形をみて稲作をはじめる・・そんな時代がとても懐かしく思われます。
雄大な白馬三山の裾野で
代掻き馬が水を引いた田んぼを耕す。
長閑で美しい光景だったでしょうね。
今でも雪形は現れるのでしょうか。
見事な雪形が見えました。
「あれが代掻き馬ですよ」って
地元の人に教えていただいたんです。