よっちんのフォト日記

旅先や日常で感じたことを
写真と文章で綴ってみたい。
そう思ってブログを始めてみました。

古都の虹-京都市東山区:清水寺

2024年12月05日 | 京都市(左京区、東山区)
Kiyomizudera Temple, Higashiyama Ward, Kyoto City

さてさて、早朝の「清水寺」にやって来たワタクシ達は、京都の秋を満喫していました


舞台の傍からは正面に子安塔が見えます。紅葉の中に子安塔が浮かんでいるかのように見えるワタクシです。
子安塔は名前の通り子安観音を祀ったものですので、安産の祈願に訪れる人も多いようです。
赤一色の紅葉も綺麗なのですが、このような錦色の紅葉も美しいものですね


向こうに見えるのが有名な「清水の舞台」ですが、この写真のすぐ左側は修復工事中でブルーシートで覆われているんですよ。
ところで、死んだつもりで思い切ったことをすることを「清水の舞台から飛び降りる」と言いますよね。
実は江戸時代に、実際にかなりの人が舞台から飛び降りていまして、その数は234人になるそうです


そのうち、死んでしまったのは34人だそうなんですが、飛び降りた目的は自死を願望したのではありません。
清水寺の本尊である観音菩薩に命を預けて飛び降りれば、命が助かる上に願いがかなうという信仰があったとのことなんです。
つまり、「清水の舞台から飛び降りる」とは、本来願掛けの意味を持つ言葉だったんですね


清水寺は眼下に京都市街を見下ろすのですが、清水寺の真正面、方角的に言えば真西に鮮やかな虹が見えました。
京都には何度も何度も訪れていますが、京都で虹を見るのは10年ぶりくらいの気がしました


まさかこんな場所で虹を見るなんて思ってもいなかったので、何だかちょっと得をしたような気分でした


ところで、この清水寺では毎年12月12日になると、その一年の世相を漢字一文字で揮毫する「今年の漢字」というのが発表されるんです。
必ずニュース番組等で放映されるので、ご存知の方も多いと思います


ちなみに、ここ数年の一文字はどんなものだったかと言いますと、
2020年は「密」…コロナ禍の一年でしたね。
2021年は「金」…東京オリンピックで金メダルを数多く獲得しました。
2022年は「戦」…ロシアのウクライナ侵攻が始まった年でした。まさか今まで続くことになるとは思いませんでした。
2023年は「税」…当時の岸田首相には「増税メガネ」なんてニックネームがつけられましたね


さて、今年はどんな一文字が選ばれるのでしょう。どう考えても夢や希望に溢れた漢字が選ばれるような気がしませんな

使用したカメラ:FUJIFILM X-Pro2


自分自身の「今年の漢字」を選ぶとしたら、どんな文字がふさわしいかなと考えてみました。
私は「歩」という文字を、「私の一文字」に選びたいです。
今年もたくさん歩きました。今年は一日平均で9000歩を超えそうです。来年は平均1万歩が目標です。
そして、定年退職後に勤めることになった職場で3年目を迎え、仕事も一歩一歩順調に前に進んでいるように思います。
また来年も、後退することなく新たな歩みを進めていきたい。そんな気持ちで「歩」という文字を選んでみました。
さて、皆さんはどんな位置文字を選びますか。



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