よっちんのフォト日記

旅先や日常で感じたことを
写真と文章で綴ってみたい。
そう思ってブログを始めてみました。

早朝の参拝-京都市東山区:清水寺

2024年12月04日 | 京都市(左京区、東山区)
Kiyomizudera Temple, Higashiyama Ward, Kyoto City

さてさて、早朝の東山界隈を散策するワタクシ達は、八坂の塔から「産寧坂」へと向かいました。
オジサン達は朝から元気いっぱいです。この日もスタスタと坂道を歩いていくのでした


産寧坂は「三年坂」とも呼ばれ、清水寺への参道の一部です。南には清水寺が、北には八坂の塔や高台寺、八坂神社などがあるため、
産寧坂は常に多くのというか、ものすごい数の観光客で賑わっているんですよ。
特にここ数年は観光客の大半が外国人でして、周囲から聞こえてくるのは日本語以外の言語の方が多いという状況です。
ワタクシ、観光客のいない産寧坂を撮影したいので、ここに来るときはいつも早朝なんです。
とてもじゃないですが、昼間の産寧坂なんて歩きたいとは思いません


別名の三年坂なのですが、面白いというか、ちょっと怖い言い伝えがあるんです。
それは「三年坂で転んだら三年以内に死ぬ」という言い伝えです。ま、実際に死んだ人はいないでしょうが、
おそらく「急坂は転ぶと危険なので、注意して歩け」ということをこのような婉曲的表現で表したのでしょう


常に人が溢れている今の産寧坂で転ぶ人がいたら、巻き込まれて転倒する人が何人も出て来そうな気がします。
下手をしたら将棋倒しになって、大事故になりかねません。それが今の産寧坂なんですよ


ワタクシ達は朝7時半に「清水寺」につきました。清水寺は早朝の7朝時から参拝出来るんです。
この時期(11月後半)の京都、特に東山界隈は紅葉の美しいお寺が多いために、混雑ぶりは尋常ではありません。
しかしながら、7時半の境内はコロナ禍ということもあり、まだまだ人の数は少ないです


世界遺産「古都京都の文化財」の1つに登録され、京都屈指の観光地でもある清水寺です。静かに参拝するのは早朝しかありません。
朝の9時くらいになれば、清水寺への参道にある駐車場には、次々と観光バスがやって来ますからね


「京都の紅葉」といえば、「名所」と呼ばれる場所が数多くあります。
その中でも清水寺を中心に東山界隈というのは紅葉の名所が多く、そのためにすごい数の観光客がやって来ます。
そういう場所を敬遠しがちなワタクシですが、この日は紅葉を見たくてやって来たのです


見頃になった紅葉を愛でようと、清水寺へやって来たのですが、この日の朝は天候がイマイチだったんですよ。
とはいえ、メディアの情報通り清水寺の紅葉は見頃を迎えておりました


この写真は、いわゆる「清水の舞台」の傍から撮ったのですが、この日、清水の舞台は修復工事中でして、
無粋なブルーシートに覆われていたので舞台を撮影することが出来ませんでした。ああ、残念

使用したカメラ:FUJIFILM X-Pro2


東の東山、西の嵯峨野…紅葉の名所が多い京都ですが、この二カ所が双璧のような気がします。
ただ、市街地にあり町並みと寺院の組み合わせが素敵な東山界隈と、
少し郊外にあり、どこか長閑な雰囲気が漂う嵯峨野と人によって好みは分かれるでしょうね。
私は東山も嵯峨野もどちらも大好きなんですと言うと、ちょっと八方美人な答えですかね。



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