お好み焼きはぶちうまい-広島県呉市：「徳兵衛」

“Tokubei”, Kure City, Hiroshima Pref.

さてさて、広島県呉市にやって来たワタクシなのですが、そろそろ夕食の時間となりました。
この日（12月29日）はビジネスホテルの宿泊ですので、夕食はどこかに食べに行かねばなりません。
さあ、何を食べようか…と思った時に、頭に思い浮かんだのが「お好み焼き」なんですよ。
ワタクシ、ネットで呉市のお好み焼きのお店を検索し、ホテルから程近い場所にあるお好み焼き屋さんに向かいました。


ホテルの近く、そしてJR呉駅のすぐそばに「徳兵衛」というお店がありました。
ところで、お好み焼きの本場といえば「大阪」そして「広島」が思い浮かぶのではないでしょうか。
大阪人のワタクシからすれば自分たちのお好み焼きが主流で、広島で食べられるものは「広島風お好み焼き」という認識。
逆に広島の人からすると広島風お好み焼きが主流で、大阪で食べられるのは「大阪風お好み焼き」ということでしょうな。
ワタクシは大阪人ですが、広島風お好み焼きも大好きなんですよ。


どーですか。いろんなメニューがある中から「豚肉玉子カキ入り」をオーダーいたしました。
「この季節の広島じゃけん、牡蠣を食わにゃいけんのう」という気持ちになったんですね。


プリプリの牡蠣がドーンとお好み焼きの上に乗っておりました。これは美味いに決まってますがな。


ワタクシのソウルフードである大阪風お好み焼きは、生地と具材全てを混ぜてから焼く「混ぜ焼き」スタイルです。
かたや広島風お好み焼きは生地と具材を混ぜず、クレープの様な薄い生地にたっぷりのキャベツと肉を重ねて蒸し焼きにし、
脇で作った焼きそばと卵を合体させることによってミルフィーユのように焼き上げるのが特徴です。


ワタクシは「大阪風」も「広島風」も大好きでして、家でも両方のお好み焼きを作って食べます。
ただ、最近は「広島風」の方が家で作ることが多いんですよ。キャベツの甘みが美味しいのと、
小麦粉の量が少なくてヘルシーなので「広島風」のお好み焼きを作ることが多くなりました。


ここ「徳兵衛」さんのお好み焼きですが、ワタクシ、広島で何度かお好み焼きを食べたことがあるのですが、
その中で一番じゃないかと思うくらいに美味しいお好み焼きでした。当然ながらビールが進みますなぁ。


もう一品欲しいなぁと思い、「明太子入りとん平焼き」をいただきました。
ワタクシは一人旅であっても、よく食べてよく飲むのです。


いいお店でした。呉に行った時にお好み焼きを食べたいと思う人には、お勧めできるお店ですわ。

「徳兵衛」…広島県呉市宝町1-16呉駅ビル1F

使用したカメラ：FUJIFILM X-Pro2


私のテーブルの隣にいた三人組が、とにかく大きな声で喋るのです。
ただ、その会話が当然ながら全て広島弁ですので、聞いているのが楽しかったんですよね。
「訛りはお国の通行手形」などと言いますが、方言っていいなぁって思います。
ふと思ったのですが、他所から大阪に遊びに来た人は、大阪弁を聞いていて「楽しい」と思うんですかねぇ。


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