待ち望んだ光景-長野県松本市：乗鞍岳

Mt.Norikuradake, Matsumoto City, Nagano Pref.

さてさて、長野県松本市の乗鞍岳で、紅葉の撮影を楽しむワタクシ達ですが、
山を覆っていた霧がどんどん晴れてまいりました。


霧が晴れて青空が見えると、まさに錦秋…乗鞍岳に来てよかったと思う瞬間でした。
心の中では「霧が晴れるといいなぁ」とは思っていましたが、そんなにうまくいくはずもありません。
ところがうまく行ったのですね。ワタクシは信州の神様に愛されているのかもしれません。


毎年、10月になると「今年はどこの紅葉を見に行こうかなぁ」と考え始めます。
以前は毎年のように京都の紅葉を見に行っていたのですが、ここ数年、紅葉の時期の京都は
あまりにも観光客が多いためにちょっと二の足を踏んでいるんですよねぇ。


ここ乗鞍岳のように、大自然が作り出した紅葉も素晴らしいし、
京都の寺院の紅葉のように、自然と人工が絶妙に溶け合った紅葉もまた素晴らしいですね。


この時、突風が吹いてきて木の葉がずいぶん吹き飛ばされました。
写真の左上の方に、葉が飛ばされているのが見えるでしょうか。


ナナカマドの実でしょうか。やっぱり秋には赤色が似合いますよね。


標高をかなり下って来ると、鮮やかに紅葉したカエデの木がありました。
この楓の紅葉は色合いも美しく、葉もあまり傷んでいなかったんです。


ワタクシにとっては今年最初の見事なカエデの紅葉でありました。


青空とカエデの紅葉…この光景を待ちわびていました。この光景を見たかったんです。
ワタクシ達は満ち足りた気持ちで乗鞍岳を下って行きました。
下って行った先には乗鞍高原があるのですから、高原を散策しないはずがありませんよね。

使用したカメラ：5，6，7枚目はFUJIFILM X-T1、他はFUJIFILM X-Pro2


秋の爽やかな日…年々、そんな秋の日が少なくなっている気がします。
いつまでも残暑が残るために、なかなか秋らしい日がやって来ません。
そういえば、春の心地いい日も、すぐに夏日がやって来るので年々少なくなっているように感じます。
季節が夏と冬に二分化しているように感じるんですよねぇ。


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