こんにちは🌞今日は気温はそれほど上がりませんでしたが、
陽射しが気持ちよく、日中はぽかぽか陽気で気持ちが良かったですね。
さて、今日は当院で多い頭痛の患者さまの治療です。
頭痛の原因はさまざまですね。
筋肉の緊張からくるもの
(首こり肩こりに起因するものも含みます)
女性特有のもの(生理痛の一種などホルモン由来が考えられるもの)
内臓の不調から起こっているもの
神経由来のもの
癌などの疾患によるもの
冷えに起因するもの
などさまざまですね。
一般的には、出ている痛みに対して鎮痛剤を使って痛みを和らげることが多いのですね。
鍼灸では、なぜ痛みが出ているのか。
どこに変動があるのかを診断して治療を行いますので
鎮痛剤などを使用せずに痛みを和らげることができます。
首肩の凝りなどに起因している場合は、筋肉の血流を促すことによって
痛みが起こらないように
女性特有の原因があれば、ホルモンバランスを整えるように
内臓不調が原因であれが、まずは内臓をしっかりと整えるように
神経由来のものであれば、興奮しすぎている神経の働きを鎮めたり
神経を圧迫している筋肉を緩めたり
冷えに起因するものは温める治療を
癌などによるものは、患者様の身体の中にある鎮痛効果のあるホルモン
分泌を促すような治療を行います
鍼灸治療が痛みに対する治療が得意なのは
鎮痛剤のように、出ている痛みを和らげるのではなく
痛みが出ないようなアプローチができるからなのだと思います。
頭痛が主訴の患者さまは、非常に多いのですが
痛み止めが手放せなかった患者さまが、治療を続けることで
痛み止めを飲むことを忘れることができました!と仰っていただくことが多いのです。
こういったお声を聴ける時が、一番嬉しい瞬間です。
実は、このさまざまな頭痛の患者さまの治療。
当院では、どの患者さまも身体のバランスを整える治療を
行って、患者さまご自身の自然治癒力が高まった結果、
痛みが和らいでいるという点はおんなじです。
私たちの身体には、自ら治ろうとするチカラが備わっています。
脈診流経絡治療では、五臓六腑や気血津液の調整をすることで
生命力強化をすることを目標としています。
頭痛だけでなく、あらゆる病を治そうとするチカラの
賦活化を目指しています。
ですから、偏頭痛には効かないとか、内臓由来の痛みには効かない
などということがないのです。
女性の一大イベントである出産も
同じ痛みが男性に起こった場合、男性には耐えられないだろうと言われていますね。
これは、女性しか持っていない痛みをコントロールするチカラの賜物なのだと思います。
残念ながら、このチカラは男性がいくら頑張っても手に入れることはできません。
男性と女性では、治療も違うのですよ!
頭痛に悩まれる方が、コロナ禍で増えていると耳にしています。
鎮痛剤でなく、薬を使わなくて済む鍼灸治療はいかがでしょうか?
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