あまの鍼灸院ブログ

鍼灸院での毎日の様子をアップしています。
鍼灸院ってどんなところ?と知っていただけたらうれしいです。

産後の肥立ち

2022-02-21 21:16:00 | 出産・育児
こんにちは❄️
今日は、名古屋市内もお昼に雪が見られました。
今週半ばまでは、厳しい冷え込みが続くようです。
皆さま、対策しっかりしてくださいね😊

さて、今日は出産直後の不調にも鍼灸治療が有効だというお話を
させていただきます😊
「産後の肥立ち(さんごのひだち)」という言葉を
ご存じでしょうか?
「産後の肥立ち」という言葉は「産後に体力をつけて肥え太る」という意味である。
出産後に一定の期間を定め、体調を整えるためとの名目で行われる。
その期間はおおむね1か月以上に及ぶため、中国語で「坐(じっと坐る)月子(月)」(ズオユエズ、ピンイン:zuò yuè zǐ)と表す。
(Wikipediaより引用)

日本ではおよそ産後1ヶ月。
中国では産後半年は実家に帰って生まれてきた赤ちゃんのお世話に
専念し、母体の身体を休ませる期間としていることが多いようです。

実はこの期間は、産後の母体にかかった様々な負担をリセットする
期間でもありますし(東洋医学では、血を消耗しているので極力
身体を使わずに、目を使うことを控えるようにとされています。
現代でいうとテレビやスマホ、新聞なども控えていただいたほうがよいと、
お話しさせていただいています)、生まれてきたばかりの赤ちゃんと
お母さまとの出会いのはじまりですから、とても大切な時間です。
この時期にしっかりと養生することで、この先の閉経や更年期障害
の程度が影響されてくると言われています。一昔前までは、お風呂に入らないとか
洗髪はしない、冷たいものを食べない、外に出ない(外気にふれない)、
縫い物をしない(目をつかうという意味なのかと考えられます)など、
色んな制限が伝えられていました。

現代では、衛生状態も改善されていますので
入浴や洗髪は体調をみてやっていただければ良いと思いますが、
冷飲食を避けたり、なるべく身体を休めること、目をつかうことを極力避ける
ことなどは実践していただければと思います。

産後間もない方で、どうしても身体の不調があったり
悪露がうまく出ない方、おっぱいがなかなか出ない方。
鍼灸治療が有効です😊産後1ヶ月未満で、どうしても治療院へお越しいただけない方へは
往診対応もご相談に応じます。

生まれたばかりの赤ちゃんは、お母さまだけが頼りです。
産後の肥立ちが良くなるように、スタッフ一同全力で応援します📣
お困りの方がおられましたら、いつでもお問い合わせくださいね😊

すべてのお子さまの健やかなご成長を願って😊😊😊




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