あまの鍼灸院ブログ

鍼灸院での毎日の様子をアップしています。
鍼灸院ってどんなところ?と知っていただけたらうれしいです。

秋ですね

2024-10-23 22:43:00 | 健康・病気
こんにちは☔️今日は、雨が降ったり止んだりと
空模様も落ち着かず、気温も落ち着かず、湿度は高く
体調を維持するだけで、エネルギーを使ってしまうような
そんな1日になりました。

今日のトップ画像は、涸沢カールの朝焼けと紅葉です🍁
先週、山登りが趣味の友人が送ってくれた画像ですが
あまりに綺麗でしたので、こちらでアップさせていただきました♪
みなさま、一足先に紅葉狩り気分になっていただけたらと思います🤩

今日は、膝が痛いというお電話を頂戴しましたので
こういった湿度の高い日に起こりやすい病症について書かせていただきます🤓

今日のように雨が降っていたり、湿度の高い日は
関節痛や、胃腸障がい、神経痛や呼吸器系統の持病をお持ちの方にとっては
少し辛くなりやすい気象条件となります。

上記の病症は、湿度(湿邪=しつじゃといいます)が、身体への負担となってしまい
痛みの悪化や体調変化をきたす要因となりうるからです。

これらを治す(追い出す)にはどうしたら良いか?ですが
体内に入り込んでしまった湿邪(余分な水分)を効率よく汗や排泄等で外へ出すようにすることです。

ご自身でできる養生としては、四肢(手足)をよく動かすこと。
これ以上の水分をむやみに取らないこと(喉が渇いていないのに、やたらと水分摂取をしないこと)
身体を温めて(温活といえば良いでしょうか?)汗などで発散を促すことが挙げられます。

鍼灸治療や漢方では、体内の余分な水分を然るべき方法で(ここがポイントです)
自然な形で発散する治療を行います。
水分代謝を促進する治療や、お灸による温熱療法、漢方薬による利水剤などの活用ですね。

ここまでお読みいただいたら、勘の良い方はお気づきかもしれません。
健康のために、水分を積極的に摂るというのは
水分不足の方には養生に繋がりますが、水毒体質の方には逆効果になってしまうということです。

東洋医学は、患者さまお一人おひとりの体質に合わせた治療が基本となっています。
◯◯健康法というのが、ピッタリ合う方もおられればその反対になってしまう方もおられるのですね。

数千年続く、東洋の叡智をみなさまの健康づくりにお役立ていただくためにも
秋の夜長に、ご自身の身体に耳を傾ける時間にもしていただければなぁと思います‼️

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