団塊世代、内定第１号

「ん？ 刈った草を乾かして焼くだとおぉっ、そりゃー“カブト虫”が泣くぜえっ」

　“わかたのそばの里”では、毎月「頼母子(たのもし)講」っていう集いが、もう２２年も続いています。　出資というよりも飲みニュケーションって感じなのですが、この２２年間のあいだにＵターン者が出ています。

　“サーサイさん”もそのひとりですが、Ｕターン前は、町ばにもかかわらずカブト虫の幼虫を育ててはマンションの子どもたちにプレゼント、子どもたちにひっぱりだこ。

　草刈り帰省しては、刈った草を一箇所にあつめてカブト虫の床をつくっていたそうですが、「焼かずにこれをやってみろって、女房も一緒にやるぞーー」

“わかたのそばの里”に今夜提言、夫婦でエントリー会員内定です